
近年、新しい道の駅が各地で誕生しています。直売所や休憩施設としてだけでなく、食や買い物、過ごし方まで含めて楽しめる場所として整備されるケースも増えてきました。
この記事は、2025年度にオープン・リニューアルした道の駅の中から、関東・東海エリアの6施設を厳選して紹介します。いずれもグルメや施設づくりに特徴があり、立ち寄り先としてはもちろん、目的をもって訪れたくなる道の駅です。
このうち1施設については、実際に現地を訪れて詳しくレポートします!
目次
新しい道の駅が続々オープン!

2025年末時点で、全国の道の駅は1,231駅にのぼります。2025年には新たに4駅が登録され、2026年にも3駅のオープンが予定されています。登録取り消しとなる道の駅が出る年もありますが、全体としては増加傾向が続いている状況です。
近年は新規開業だけでなく、既存施設をリニューアルし、新たな役割を持たせた道の駅も目立つようになってきました。従来の直売所や休憩機能に加え、遊具や体験施設、飲食エリアを充実させるなど、施設全体の使われ方が変化してきました。
最近の傾向として目立つのが、いわゆる「メガ道の駅」と呼ばれる大型施設です。グルメや買い物のために立ち寄る場所という位置づけにとどまらず、目的地として訪れ、1日を通して過ごせる空間づくりが進められています。
施設内に、子どもが遊べるプレイルームや、ペットと過ごせるドッグランを設ける例も見られます。イベントスペースとして一部を開放し、地域の催しや交流の場として活用されるなど、地域との関わりを意識した運営が増えている点も特徴です。
こうした流れを背景に、各地では新たな道の駅が次々と誕生しています。ここからは、近年オープンした道の駅を紹介していきます。
愛知県日進市|道の駅「マチテラス日進」2025年8月オープン

道の駅「マチテラス日進」は、愛知県日進市に2025年8月8日にオープンした道の駅です。名古屋市の東側に位置する日進市は、名古屋中心部からクルマで30分ほどとアクセスしやすい立地にあります。
日進市は、名古屋のベッドタウンとして発展してきたまちで、住宅地が広がる一方、周辺には農地も多く残っています。若い世代の人口が多く、大学や研究施設が点在しているのも特徴です。都市と自然の距離が近い地域といえます。

こうした環境の中で誕生したマチテラス日進は、観光の玄関口としてだけでなく、地域の暮らしに寄り添う存在として位置づけられています。日常の買い物や食事、ちょっとした休憩など、普段使いしやすい場所として利用されている点が、この道の駅ならではの特徴です。
住所:愛知県日進市本郷町前田33番地
電話番号:0561-76-7820
公式サイト:https://machi-terrace-nisshin.com/
※営業時間など詳細は公式サイトにてご確認ください
- 道の駅データ
- 直売所:○
- 売店:○
- コンビニ:×
- ベーカリー:○
- レストラン:○
- 入浴施設:×
- 公園:○
- ドッグラン:×
地元農家とつながる直売所

マチテラス日進の直売所には、日進市や近隣エリアの農家が手がけた野菜や果物、加工品が並びます。単に産直品を集めた売り場ではなく、生産者や産地がわかるよう工夫されており、マルシェのような感覚で買い物ができるのが特徴です。

野菜は日進市や周辺地域で育てられたものが中心で、普段の食卓に取り入れやすい品ぞろえ。中でも、日進市の特産として知られるプチヴェールは、芽キャベツとケールを掛け合わせた品種で、炒めものやスープなど幅広く使えることから、地元でも親しまれています。

鮮魚コーナーでは、フードコート内の鮮魚店「海幸一番」が目利きした魚が並びます。伊勢湾に近い立地を生かし、愛知県内や近隣で水揚げされた魚を扱っている点も、この道の駅ならでは。内陸の施設でありながら、野菜と一緒に魚も選べるのが魅力です。

パンのコーナーも見逃せません。日進市や周辺エリアのパン屋が出品しており、日替わりで並ぶパンを楽しめます。訪れるたびに顔ぶれが変わるため、ちょっとした楽しみとして立ち寄る人も多い売り場です。

加工品では、日進市商工会が推進する「にっしんブランド」認定の商品が揃います。「にっしんブランド」とは日進市の地域資源として認定されている米(米粉)・きぬあかり(小麦)・プチヴェールを使ったお菓子のことで、地元を感じられるラインナップです。

愛知県内で親しまれてきた味噌や醸造品、県内各地の土産品も扱われています。地元向けの買い物だけでなく、旅行やドライブの途中に立ち寄って、愛知のお土産を選ぶ場としても使いやすい直売所です。
フードコートは本気グルメが集結

フードコートには、地元食材を使ったメニューをはじめ、丼や麺類などのボリュームたっぷりの一品、デザート、軽食にぴったりのパンなど、さまざまなお店が並びます。
海幸一番

フードコート内にある 海幸一番は、豊明市の鮮魚店が出店しており、海鮮丼や天丼などのメニューを提供しています。

今回は名物の「タワー天丼」を注文しました。丼からはみ出すほどの盛り付けで、ひと目でボリューム感が伝わる一杯です。ひとりでしっかり食べたいときはもちろん、家族や友人とシェアするのにも向いています。
具材は、海老天とエビフライが各2本に、かぼちゃ、なす、オクラ、穴子、いわし、さらにマグロカツまで。天ぷらは衣が軽く、サクッとした食感です。

たれは、だしの風味を感じる味噌だれと、甘じょっぱい天つゆの2種類。上からかけても、つけながら食べても楽しめるため、最後まで飽きにくく、量もしっかりあるので、ガッツリ食べたいときに選びたいメニューです。
イロドリウドン

イロドリウドンは、うどんを中心に、唐揚げ定食などの定食メニューも扱うお店です。軽く食べたいときから、しっかり食事をとりたいときまで使いやすいラインナップになっています。

今回選んだのは、おすすめの「コーンポタージュうどん」。冬は温かく、夏は冷たい仕立てで提供され、季節を問わず楽しめるメニューです。コーンスープのやさしい甘みと、もちもちとしたうどんがよく合い、口当たりはなめらか。
スープには、愛知県常滑市で親しまれている常滑牛乳が使われています。コーンの甘さに、クリーミーでまろやかなコクが重なり、味に尖りが出にくい仕上がり。子どもでも食べやすいやさしい味わいです。
具材はズッキーニとさつまいもの天ぷら。野菜の甘みが加わることで、重たくなりすぎず、最後まで食べ進めやすい一杯です。

途中で別添えの「魔法の粉」を加えると、味がはっきりと変わります。八丁味噌にスパイスをブレンドしたもので、後半はコクと塩味が増し、スパイスの香りが立つ大人向けの味わいに。スープの最後まで楽しめました。
パーラー ハイドレンジア

パーラー ハイドレンジアは、ソフトクリームやデザートを中心に、軽食を扱うお店です。食後の甘いものから、合間のひと休みまで、立ち寄りやすいラインナップになっています。

中でもおすすめが、常滑牛乳ソフト。常滑牛乳ならではのコクがあり、口当たりはなめらか。濃厚さがありつつ、後味は重くなりすぎません。

軽食はタコスを販売しています。甘いものに加えて軽食も選べるため、食べ歩きや軽めの食事にも使えます。
BREAD IWASAKIDAI base

BREAD IWASAKIDAI baseは、日進市で人気のパン屋です。定番のパンに加えて、企業やお店とコラボレーションした商品も多く、ショーケースを見ているだけでも楽しめます。夕方には売り切れている商品も多いため、気になるパンがある場合は早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。

中でも、マチテラス日進限定で販売されているBIbのシュークリームは人気の高い商品。販売されるとすぐに売り切れることも多く、見かけたら手に取っておきたい一品です。

外側はサクサクとしたデニッシュ生地で、中にはとろりとしたクリームがたっぷり。カカオ66%のチョコレートと、愛知牧場の牛乳を使った自家製カスタードを合わせており、甘いものをしっかり楽しみたいときにも満足感のある仕上がりです。
子どもが主役になれる屋内プレイルーム&遊具広場

マチテラス日進には、無料で利用できる屋内プレイルームが設けられています。木のぬくもりを感じる空間で、天候を気にせず遊べるのが特徴です。

プレイルームは人気が高く、事前予約が必須。定員は最大60人で1時間半の時間制となっており、近隣からの利用だけでなく、週末には県外から訪れる家族も多く見られます。平日でも満員になることがあるため、専用アプリからの予約は欠かせません。

屋外には、体を動かして遊べる遊具広場も整備されています。中でもすべり台は子どもたちに大人気。天気の良い日は、外遊びを目的に訪れる家族の姿も目立ちます。

さらに、夏場には噴水広場で水遊びが楽しめるほか、周囲には広々とした芝生広場も広がります。
マルシェやイベントで「行くたび違う」楽しさ

マチテラス日進では、週末や季節ごとにマルシェや体験型イベントが開催されています。地元の生産者やクリエイターが参加する企画も多く、訪れるタイミングによって売り場の内容や雰囲気が変わるのが特徴です。

館内にはレンタルスペースがあり、ワークショップや展示、地域向けのイベント会場として活用されています。調理室も備えているため、料理教室や食に関する企画が開かれることもあるのが特徴です。地域の人が主体となって催しを開きやすい環境が整っています。

また、施設内にはにっしん観光まちづくり協会が入り、日進市の観光やまちづくりに関する情報発信を担っています。市政30周年を迎えた日進市では、「日進といえば何か」を見つめ直す取り組みが進められており、マチテラス日進はその活動を来訪者に伝える場のひとつになっています。

その流れの中で打ち出されているテーマのひとつが「コーヒー」です。コーヒーは日常に取り入れやすく、スイーツやパンとも相性が良いことから、まちの魅力を伝える切り口として活用されています。
館内では、市内のカフェで使われているコーヒー豆が販売されており、日進らしさを持ち帰れる要素のひとつになっています。
山梨県南巨摩郡身延町|道の駅「にしじま和紙の里 かみすきパーク」2025年4月オープン

道の駅「にしじま和紙の里 かみすきパーク」は、富士川流域に広がる自然に囲まれた山梨県身延町西嶋地区に位置する道の駅です。伝統工芸「西嶋和紙」を軸に、体験・展示・飲食・物販を通して地域文化に触れられる体験型の道の駅として、2025年4月にオープンしました。
施設内は、和紙づくりを学べる体験や展示を行う「かみすき館」や、直売所と地元食材を使ったレストランを備える「たべもの館」、キッズスペースや多目的スペースのある「ふれあい館」、屋外で自由に過ごせる「みんなの広場」があります。
住所:山梨県南巨摩郡身延町西嶋345
電話番号:0556-20-4555
公式サイト:https://www.nishijima-washinosato.com/
- 道の駅データ
- 直売所:○
- 売店:○
- コンビニ:×
- ベーカリー:×
- レストラン:○
- 入浴施設:×
- 公園:○
- ドッグラン:×
和紙づくりを五感で体験できる「かみすき館」

かみすき館では、伝統的な手漉き(てすき)和紙づくりに触れることができます。好きな文字を入れて仕上げる「字漉き(じすき)」は、にしじま和紙の里 かみすきパークならではの体験です。

さらに、和紙を使ったものづくり体験も用意。うちわや灯り(ランプシェード)、タペストリーなど、和紙の風合いを生かした作品づくりを楽しめます。

また、紙の原料や製法、用途を紹介する展示があり、和紙がどのようにつくられ、どのように使われてきたのかがわかります。書道用の和紙を使った試し書きコーナーもあり、和紙ならではの書き心地を確かめられるのも特徴です。

あわせて、和紙製品を中心に、日用品やギフト、お土産などを扱うショップもあります。体験で触れた和紙を、製品として購入できる点もポイントです。
身延の味を満喫できる「たべもの館」と「にしじまマルシェ」

たべもの館は、身延町や山梨県内の食材を使った料理を提供するレストランがある食のエリアです。
レストランでは、身延町の特産品である「あけぼの大豆」を使った料理が味わえます。あけぼの大豆を原料とした味噌を使った「にしじま味噌ラーメン」をはじめ、地元で親しまれてきたゆばを使った丼、身延天丼など、身延ならではの食文化を感じられるメニューです。

直売所の「にしじまマルシェ」はふれあい館のロビーにあり、あけぼの大豆や味噌、ゆばといった身延町の特産品をはじめ、山梨県内で生産された食品を取り扱っています。

季節ごとに入れ替わる新鮮な野菜や、山梨の気候を生かして育てられた果物が並ぶのも特徴です。
交流とくつろぎの場が広がる「ふれあい館」と「みんなの広場」

ふれあい館は、キッズスペースや授乳室を備えた屋内施設で、子ども連れでも利用しやすい環境です。館内には多目的スペースがあり、展示や催しが行われるほか、地域の人が集まる交流の場として使われることもあります。

屋外に広がる「みんなの広場」は、芝生エリアを中心とした開放的な空間です。遊具コーナーもあり、子どもが体を動かして遊べるほか、ベンチが配置され、休憩スペースとしても利用できます。
室内、屋外に遊び場があるので、天候や気候に関係なく遊ぶことが可能です。
埼玉県小川町|道の駅「おがわまち」2025年5月オープン

道の駅「おがわまち」は、「武蔵の小京都」とも呼ばれる埼玉県小川町に位置し、2025年5月にリニューアルオープンした道の駅です。
小川和紙の歴史は1300年前から、紙漉き和紙の産地として受け継がれてきました。あわせて、味噌や日本酒などの発酵・醸造に関わる産業も有名です。
館内には、地元の食材や加工品を扱うエリアに加え、隣接して小川和紙に関する展示や体験を通して、ものづくりの工程や歴史を知ることができるスペースも設けられています。小川町ならではの食と工芸を一体で紹介する拠点として、新たな役割を担う道の駅です。
住所:埼玉県比企郡小川町大字小川1220−1
代表番号:0493-72-1220
物販・飲食棟:0493-81-5655
公式サイト:https://michinoeki-ogawamachi.com/
- 道の駅データ
- 直売所:○
- 売店:○
- コンビニ:×
- ベーカリー:○
- レストラン:○
- 入浴施設:×
- 公園:○
- ドッグラン:×
和紙文化を五感で体験できる伝統工芸エリア

伝統工芸エリアには、紙漉き体験ができる和紙工房、小川和紙の売店、和紙の歴史を学べる展示室などが揃う伝統工芸施設があります。

体験の中心は紙漉きで、和紙づくりの工程を実際に手を動かしながら体験できる内容です。小川和紙に加えて、ユネスコ無形文化遺産に登録された「細川紙」に関する展示も見応えがあります。
あわせて売店では、小川和紙や細川紙を使った製品が並び、体験のあとに日用品やお土産として購入できます。
地元食材が並ぶ直売所&食堂で味わうグルメ

物産・直売エリアには、小川町や埼玉県内で生産された野菜や加工品が並びます。深谷ねぎをはじめとした埼玉県産の農産物のほか、パンやスイーツなども扱われており、品ぞろえの充実ぶりが特徴です。

物販エリアでは、小川町限定販売の「醤油みたらしロールケーキ(※冷蔵商品)」も販売されていて、お土産におすすめの商品です。

併設の食堂では、小川町の食材を使った定食や軽食が提供されています。中でもおすすめなのが里山食堂の「里山農園プレート デミグラスハンバーグ」で、武州和牛を使ったハンバーグと、地元野菜をを使った付け合わせを組み合わせたワンプレートの食事です。しっかり食べたいときにも選びやすい内容。
甘いものを楽しみたいときには、オガワソフトの「ミニみたらしだんごソフト」がおすすめ。みたらし団子の甘辛いタレとソフトクリームを組み合わせた一品で、デザートにもぴったりです。
里山の風景を見ながら遊べる「ふれあい広場」

すぐ近くの「ふれあい広場」には、子どもが体を使って遊べる遊具が設けられています。中央にあるのは、山型の「ふわふわドーム(6〜12歳用)」で、飛び跳ねたり登ったりしながら遊べるのが特徴です。あわせて、すべり台や登り遊びを組み合わせたコンビネーション遊具もあり、年齢に応じた遊び方ができます。
広場内にはベンチも置かれており、子どもを見守りながら外でひと息つける場所。周囲には里山の風景が広がり、天気の良い日は屋外で過ごす時間をつくりやすい環境です。

また、広場周辺では電動アシスト自転車や電動キックボードなどのレンタルサービスも行われています。道の駅を拠点に、周辺の里山エリアを巡る際の移動手段としておすすめです。
神奈川県茅ヶ崎市|道の駅「湘南ちがさき」|2025年7月オープン

道の駅「湘南ちがさき」は、湘南エリアで初の道の駅として、2025年7月にオープンしました。新湘南バイパス「茅ヶ崎海岸IC」から近く、国道134号沿いに位置しており、海沿いドライブの途中でも立ち寄りやすい立地です。
コンセプトは「ALOHA 湘南初! 茅ヶ崎発! 潮風薫る“ちがさき愛”いっぱいの交流拠点」。海と暮らしが身近にある茅ヶ崎らしさを軸に、地元の食や文化、人とのつながりを感じられる空間としてつくられています。
- 道の駅データ
- 直売所:○
- 売店:○
- コンビニ:×
- ベーカリー:×
- レストラン:○
- 入浴施設:×
- 公園:×(近隣に有)
- ドッグラン:○
茅ヶ崎をまるごと楽しむ直売&お土産ゾーン

1階の物販エリアには、茅ヶ崎産の野菜や果物を中心に、湘南の特色を活かした食材や加工品が並びます。相模湾に近い立地を生かし、しらすなどの海の幸を使った商品や、地元でつくられるクラフトビールも揃う売り場です。

注目したいのが、茅ヶ崎の魅力を発信するオリジナルブランド「Choice! CHIGASAKI」の認定品を集めた特設コーナー。食品や雑貨など、茅ヶ崎らしさを軸に選ばれた商品が並び、地域性のわかりやすいラインナップになっています。

地元向けの買い物だけでなく、湘南エリアを訪れた記念品やお土産選びにも使いやすい売り場です。茅ヶ崎の今を感じられる商品がそろっています。
海風感じる湘南グルメと多彩な飲食店

飲食エリアには、茅ヶ崎らしい食材を使った料理を中心に、ジャンルの異なる飲食店が並びます。中でも、相模湾に近い立地を生かしたしらすを使った丼や海鮮系のメニューがそろっていて、湘南らしい味を目的に立ち寄る人も多いポイント。

また、茅ヶ崎発のスイーツショップの「Plenty’s DRIVE-IN」も出店しており、ドライブの途中に立ち寄りやすい甘味として親しまれています。

そのほか、姉妹都市・ホノルルとのつながりを意識したハワイアンメニューを扱う店舗もあり、ロコフードや南国テイストの料理を楽しめます。海沿いの雰囲気とともに、湘南らしい食の時間を過ごせるエリアです。
子どももペットも楽しめる交流空間

施設内にはキッズスペースが設けられており、小さな子ども連れでも立ち寄りやすい空間になっています。屋内で過ごせる場所があるため、天候を気にせず利用できる点も安心材料です。

屋外には、小型犬専用のドッグランが整えられています。ペット同伴で立ち寄れる道の駅として、愛犬と一緒に過ごせる時間を確保できるのが特徴。海に近い立地らしく、潮風を感じながら過ごせる環境も魅力のひとつです。

また、敷地内には交流広場や多目的スペースもあり、イベントや地域の催しに使われることがあります。日常の立ち寄りだけでなく、人が集まる場としての役割も担う空間です。
埼玉県桶川市|道の駅「べに花の郷おけがわ」2025年3月オープン

道の駅「べに花の郷おけがわ」は、2025年3月にオープンした道の駅です。首都圏中央連絡自動車道「桶川北本IC」からクルマで約1分の場所にあり、東京方面からもクルマで約1時間と、首都圏から立ち寄りやすい立地にあります。
桶川市は、中山道の宿場町として発展してきた歴史をもつ地域です。施設名にもなっている「べに花」は、この地域を象徴する存在で、かつてはべに花の栽培が盛んに行われてきました。
こうした地域の歴史や文化を背景に、食を軸とした施設づくりが行われています。地元食材を使った料理や特産品を通して、桶川ならではの風土を感じられる道の駅です。
- 道の駅データ
- 直売所:○
- 売店:○
- コンビニ:×
- ベーカリー:○
- レストラン:○
- 入浴施設:×
- 公園:×
- ドッグラン:○
埼玉・桶川の魅力が揃う直売&お土産ゾーン

物販エリアでは、桶川市をはじめとする埼玉県内で生産された農産物や加工品が取り扱われています。野菜や果物に加え、弁当や惣菜など、日常の食卓に使いやすい商品も豊富です。

埼玉県はねぎの産地として知られており、直売コーナーには大量のねぎが並びます。あわせて、ねぎを使った加工食品なども扱われており、地域性のある品ぞろえです。そのほか、さつまいもや乳製品、肉味噌など、豊富な種類のお土産品も並んでいます。

また、施設オリジナルの商品や桶川ゆかりの土産物、パンやスイーツ類も販売されています。買い物を通して、桶川や埼玉の食材に触れられるエリアです。
食のテーマパークを体感する多彩な飲食エリア

飲食エリアには、定食や丼ものを中心にしたべに花の郷 桶まる大食堂、羽釜で炊いたごはんを使うむすびの郷、ソフトクリームやクレープを扱うオッケー桶川ソフト&クレープなどがそろいます。しっかり食事をとりたいときから軽めの利用まで、用途に合わせて選べる内容です。

べに花の郷 桶まる大食堂では、桶川の地名にちなみ桶をイメージした器で提供される海鮮丼をはじめ、地域性を打ち出したメニューが並びます。特産品のねぎや男気トマトを使った料理もあり、さまざまな食材と組み合わせた一品が用意されています。

デザートにおすすめなのが「べに花の郷おけがわ ミルクソフト」。べに花をイメージした花のような形が特徴で、埼玉県産の牛乳を使用しています。さっぱりとした口当たりの中にコクがある味わいです。
べに花イベント&体験企画で季節ごとの楽しみ方

道の駅の名前にもなっている「べに花」は、桶川を象徴する存在です。例年6月中旬〜下旬頃に見頃を迎え、道の駅をメイン会場に「べに花まつり」が開催されます。
期間中は、べに花を使ったスイーツが並ぶほか、お米のすくい取りや野菜の詰め放題といった参加型の企画が用意されることも(2026年は未定)。買い物や食事に加えて、イベントを目的に立ち寄る楽しみ方ができるのも、この道の駅ならではです。

敷地内にはドッグランがあり、ペット同伴で立ち寄れる環境が整っています。買い物や食事の合間に愛犬を遊ばせることができ、家族で利用しやすいのもポイントです。
静岡県牧之原市|道の駅「そらっと牧之原」|2025年7月オープン

道の駅「そらっと牧之原」は、静岡県牧之原市に2025年7月にオープンした道の駅です。富士山静岡空港からクルマで約6分と距離が近く、空港利用の前後や周辺観光の途中でも立ち寄りやすい場所にあります。周囲には牧之原台地の大茶園が広がり、空と茶畑が連なる牧之原らしい風景が広がります。
牧之原市は、日本有数の茶産地として知られ、とくに「深蒸し茶」の産地として長く親しまれてきました。こうした牧之原の茶づくりを軸にした「食のテーマパーク」として、深蒸し茶をはじめとする地元食材や、茶を生かした商品・メニューに触れられる場所になっています。
- 道の駅データ
- 直売所:○
- 売店:○
- コンビニ:×
- ベーカリー:○
- レストラン:○
- 入浴施設:×
- 公園:×
- ドッグラン:×
日本一の“お茶のまち”を体感できる直売&特産品エリア

直売エリアには、地元農家が手がける野菜や果物はもちろん、静岡県産の農産物が並びます。中でも、豊富な品揃えとなるのが、牧之原の茶葉。

そのほかにも、お菓子や飲料などの加工品も扱われており、産地ならではの幅広さが感じられます。

あわせて、静岡らしい海の幸として、駿河湾で水揚げされたしらすを使った商品など、お茶の産地でありながら海との距離も近い地域性が反映されたラインナップとなっています。
茶畑が広がる牧之原台地の恵みと、海に面した静岡の食文化。その両方を一度に手に取れるのが、この特産品エリアの特徴です。
お茶と焼津の魚がまるっと味わえるグルメ

お茶の一大産地・牧之原ならではのグルメも、この道の駅の大きな魅力です。飲食棟「お茶の間食堂」では、牧之原茶を使った料理をはじめ、駿河湾しらすや焼津かつおを使った魚料理、白糸ポークや夢咲牛など静岡県産の食材を使ったメニューが並びます。

とくに夢咲牛を使った「夢咲牛 とろたま牛丼」がおすすめ。やわらかい牛肉に卵を合わせた丼で、肉の旨みをしっかり感じられる一杯です。

魚料理では、しらすやかつおを使った丼ものメニューもあり、様々な食べ方で味わえます。あわせて牧之原茶を取り入れたメニューもあり、茶どころならではの味を食事の中で楽しめます。

食べ歩きには、さとりベーカリーのたっぷりのお濃茶クリームが入った「お濃茶メロンパン」や牧之原さとり本店の「お抹茶大冠雪 お濃茶ソフト」がおすすめ。抹茶の風味を思う存分に感じることができます。
新しい道の駅に行ってみよう!
新しくオープンした道の駅は、いまや「立ち寄る場所」ではなく、おでかけの目的地として選ばれる存在になっています。最新の道の駅情報をきっかけに、これまで足を運ぶ機会がなかったエリアへ出かけてみるのもひとつの楽しみ方です。
直売所や飲食、イベントスペースなどを通して、その土地ならではの食や日常に触れられるのも、新しい道の駅ならでは。地域の人が集い、暮らしと観光が交わる場所として、それぞれの個性が形づくられています。
次のドライブや週末のおでかけ先を考える際には、新しい道の駅を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
文・写真/ヨシダコウキ
編集/ヨシダコウキ、TAC企画
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