
どうもこんにちは、ライターの少年Bです! 寒い日が続きますが、読者のみなさまはいかがお過ごしでしょうか。
こう寒い日ばかり続くと、どうしても食べたくなってしまうものがあります。それは……

お鍋って、本当においしいですよね。シャキシャキの野菜を入れてもいいし、新鮮なお魚や、お肉を入れてもいい。予算や好みに応じて、好きな具材を好きなだけ入れられるんです。寒い冬を乗り越えるための先人の知恵、まさに日本の心と言ってもいい。
そう、わたしは鍋が大好きなんです。
というわけで、今回は3カ所の直売所を巡って、鍋料理の食材を集めるドライブをしてきました!

- 少年B
- 旅と温泉とうまいものをこよなく愛するフリーライター。おいしいぶどうを求めて、岡山までクルマで駆けつけるなど、無駄な行動力には定評がある。
X: @raira21
目次
電気自動車に乗って出かけよう
2月某日。カエライフ編集部と新宿駅で落ち合います。吹きすさぶ寒風が頬を刺しますが、こんな寒い中で食べる鍋こそ至福のひと時を与えてくれるはず。後の楽しみを思えば、これぐらいへっちゃらです。

カエライフ編集部が手配してくれたクルマに乗って、さっそく出発しましょう! 何でも、今回の旅にぴったりのクルマを用意してくれたそうですが……?

今回のドライブの相棒は、昨年9月に発売されたばかりのHonda N-ONE e:(エヌワン イー)。日常使いしやすい、コンパクトな軽の電気自動車です。
自分のクルマも軽だからサイズ感は慣れてるけど、電気自動車に乗るのは生まれて初めて。何だかドキドキしますね……!

「すごい! 電気自動車ってギアもこんなにコンパクトなんですね!」と驚いたら、編集部さんに「いや、最近のクルマはだいたいみんなそんな感じですよ」とツッコまれました。そうなの!?

初めてN-ONE e:を運転してみた感想ですが、想像以上に力強いです。あと、高速道路でアクセルを強く踏み込んでもエンジン音がしないので、ラジオの音がいつも以上にクリアに聞こえました。

新宿を出てから約1時間半。モニターに充電残量低下の表示が現れました。編集さんのお宅には充電設備がないそうで、前日夜は充電をしていなかったんですね。
N-ONE e:の一充電走行距離は295kmだそうですが、これは次の目的地で充電する必要がありそうです。

高速を降りると、キャベツ畑が一面に広がっています。最初の目的地はもうすぐそこです。
電気自動車の充電をしよう

ということでやってきたのは、神奈川県横須賀市にある直売所「すかなごっそ」。入口の脇には「EV QUICK」と書かれた看板も見えます。
お店の中を一刻も早く見てみたいところですが、まずはクルマの充電を先に済ませておきましょう。

すかなごっそにある充電スタンドは「PowerX」というアプリで予約もできるので、到着時間に合わせて編集さんに予約を取ってもらいました。便利ですね~!
電気自動車用の充電スタンドなんて、「あー、そういえばサービスエリアとかにあるよな~」ぐらいの意識でしかなかったんですが、そんなシステムになってるんですね。世の中、まだまだ知らないことだらけです。

N-ONE e:の給電口は車体のフロントにあります。ガソリンの給油口みたいに、サイドにあるわけじゃないんだな……。Hondaのエンブレムの左右にそれぞれありますが、急速充電用の給電口は左側(わたしから見ると右側)です。

白いボタンを押しながら、充電ノズルを引き出します。

ノズルと給電口は、さながら大きなコンセントのようになっていて、白いボタンを押しながら差し込むと、カチッとハマります。
編集さんに教えてもらいながらですが、無事に給電ができたようです。よかった~!

給電前は充電がたったの14%。かなり不安な状況ですが、買い物の間にどれだけ充電できるでしょうか。
充電状況は随時アプリで確認できるのがうれしいですね。

無事に充電を開始したところで、満を持してすかなごっその店内を見てみましょう
「すかなごっそ」で地場野菜を買おう!

というわけで、お店にやってきました。
この日は開店直後にうかがったんですが、新鮮な地元野菜を求めるお客さんたちでごった返していました。平日というのが信じられないほどの盛況っぷり!
さっそく、鍋の材料を吟味していきましょう。

まず、何と言っても外せないのは白菜ですよね。売り場を覗いてみると、「オレンジクイーン」という、中がオレンジ色の白菜がありました。朝採れなので瑞々しく、いかにもおいしそうです。

続いて見かけたのは「カラフルにんじん」。なんと4色のにんじんがセットになっているんです。
黄色や紫のにんじんがあるということは知っていたものの、セットで売られているのを見るのは初めて! いつものオレンジ色のにんじんも入っているし、セットになっていると購入のハードルが少し下がる気がしますね。

鍋には彩りも大事だし、このにんじんも買ってみましょう。どんな鍋ができるのか、今から楽しみです!

続いて見つけたのは、近くのキャベツ畑で獲れたばかりの新鮮なキャベツ! なんでも、朝9時に収穫したものをすぐに並べているそうです。この時、時刻は10時前だったので、本当に採れたて!
品出しをしていたお店の方が「おすすめです!」と言っていたので、間違いないと思います。それにしても「サトウくん」なんてキャベツ、近所のスーパーでは見たことないぞ。
編集さんが「えっ、キャベツと白菜、両方入れるんですか?」「どっちかひとつでいいのでは……?」と小声でささやいていましたが、今日は無視します。おれがルールブックだ。

続いて見つけたのは三浦だいこん。三浦半島の代表的な農産物のひとつです。……などと知ったようなことを言っていますが、売っているのを見かけたのはこれが初めて。
こんなにデカいの!? と、思わず大きな声を出してしまいました。せっかくなのでフォントも大きくしておきましょうか。

編集さんに「写真を撮るので持ってください」と言われましたが、けっこう腕にきますねこれ。ちょっとした小顔効果もあるんじゃないでしょうか。知らんけど。
余談ですが、この大根とキャベツと白菜が入った買い物カゴ、今までに経験したことのない重さでした。

その後も土がついたネギを見つけたり……

だいこんが主役のあごだし鍋つゆを購入するなど、着実に鍋の具材を集めました。

買い物を終えると、無事充電が完了していました。14%からのフル充電で、お値段は921円。ガソリンと比べると、だいたい1/4の価格ですね。お財布に優しい~!
なお、一般的に急速充電は1回あたり約30分までと決められています。買い物などをする場合は、その時間内に済ませられるよう予定を立てて利用すると安心ですね。

さて、野菜も買ったし、充電もできました。それでは次の目的地に行きましょうかね。写真は買い込んだ野菜が重すぎて、笑顔がちょっと引きつってるわたしです。
こんなに重いものを運べるクルマって、なんて素晴らしい文明の利器なんでしょう。
名称:大型農産物直売所 すかなごっそ
住所:〒238-0316 神奈川県横須賀市長井1丁目15-15
電話番号:046-856-8314
営業時間:午前9時30分から午後6時まで(3月〜10月)
午前9時30分から午後5時まで(11月〜2月)
※さかな館、軽食コーナーは午後5時まで
定休日:水曜日(祝日の場合営業)
駐車場:あり(148台)
公式サイト:https://ja-yokosukahayama.or.jp/sucanagosso/
「沼津ぐるめ街道の駅 竜宮海鮮市場」で海鮮をゲット!

それでは、次の目的地に向かいましょう。いやー、富士山がきれいですね~!
さらっと書いていますが、この時点ですかなごっそを出発してから約2時間が経過しています。

次の目的地は沼津インターチェンジを降りてすぐのところにあります。すかなごっそからだと、だいたい2時間半ぐらいでしょうか。

こちらが2番目の目的地「沼津ぐるめ街道の駅 竜宮海鮮市場」です! 万葉の湯に併設されているので、お風呂に入った後に買い物をしていくのもよさそうですね。

沼津といえば海鮮。先ほどは三浦半島のおいしい野菜を買い込みましたが、ここでは海鮮を買い込もうという魂胆です。
ただ、朝から何も食べないままお昼になってしまったので、今は90分食べ放題の浜焼きに心が奪われています。

ねぇ、やっぱりここで浜焼き食べ放題にも寄って行きませんか? 食材は逃げないし、お昼を食べてから買ってもいいと思うんですよ。
そう提案しましたが、編集さんは笑顔で一言「ダメです」。そんなぁ~……!と思いましたが、よく見ると目がぜんぜん笑っていなかったので、仕方なく諦めました。

売り場で真っ先に目に飛び込んできたのは、静岡名物の黒はんぺん。静岡のおでんには欠かせない具材ですが、鍋に入れてもおいしそうです。
しかし、隣には桜エビはんぺんなる商品も。鉄板の名物・黒はんぺんにするか、それとも桜エビはんぺんという挑戦をするべきか……。めちゃめちゃ悩んだ結果、両方買うことで解決しました。天才の発想に違いない。

お店の方によると、黒はんぺんはフライにしてもおいしいそう。「黒はんぺんフライ」も隣に置いてありました。今回はさすがに買えませんが、気になりますね……!

さて、他の商品も見てみましょう。海鮮は干物が中心だそう。アジもいいですが、金目鯛もおいしそうですね~!

今回は一番人気だという、四代目弥平さんの金目鯛の干物をゲット!
えっ? 干物は鍋に入らないって? いやいや、それが入るんですよ。この前友達から聞いたんですが、最近は干物を具材にした「干物鍋」という料理があるそう。ぜひ再現してみたいと思います!

静岡茶を使った銘茶干しというものもありました。干物鍋という冒険にさらに冒険を重ねるのはちょっと怖いので今回は見送りましたが、普通に焼いて食べるなら絶対おいしそうです。

海鮮を見に来たはずですが、大ぶりのしいたけも見つけたので購入。これはなかなかいい買い物です。

あまりにもお腹が空いたので、スナックコーナーで売っていた静岡名物・みしまコロッケを食べて先を急ぎます。
名称:沼津ぐるめ街道の駅 竜宮海鮮市場
住所:〒410-0011 静岡県沼津市岡宮1208−1
電話番号:055-927-1188
営業時間:平日午前10時から午後6時
土日祝祭日午前10時から午後7時
駐車場:あり(乗用車250台、バス24台)
公式サイト:https://www.gourmetclub.co.jp/
お肉を求めて「ファーマーズ御殿場」へ!

都心方面に少し戻って、新御殿場インターチェンジまでやってきました。
山梨県側から見る富士山は、ゴツゴツした荒々しい姿から男富士と呼ばれ、静岡県から見る富士山はすそ野までなだらかに見えることから女富士と呼ばれるそうです。

わたしは毎年何度も山梨に行くので、男富士はよく見るんですが、こうして見ると女富士もいいものですね。
建設途中の道路の橋脚と、大きく雄大な富士山の対比も美しいです。

さて、いよいよ最後の目的地、「ファーマーズ御殿場」です。こちらも大きな農産物直売所で、直売所好きとしては入る前からテンションが上がってしまいます……! 写真は宇宙人にさらわれそうになっているわたしです(うそです)。

訪問当時は改装工事中でしたが、それでも広い店内には、ところ狭しと商品が並びます。もちろん新鮮な野菜もたくさんありますが、今回はお肉を買う予定です。

豚肉にするか鶏肉にするか、それが問題です。御殿場の地鶏もあるみたいだし、それにしようかしら……?

と、思っていたら、「富士金華豚」と書かれたお肉を発見! 聞きなれない名前かもしれませんが、これは静岡県独自の最高級豚肉なんです。
静岡県で育成選抜した「デュロック種」という豚をベースに、中国浙江省原産の「金華豚」を交配した、静岡にしかない豚なんだそう。しかも静岡県内でも、わずか5つのグループでしか生産していない貴重品なんですって。こ、これは買うしかない……!

これ以上買うと、さすがに鍋に具材が入りきらなくなってしまうので、涙を飲んで富士金華豚とソーセージだけに留めましたが、こういう大きな直売所では並んでいる農産物を見るだけでもワクワクしますね。

静岡県生まれのいちご、紅ほっぺときらぴ香も売っていました。鍋の後のデザートに買っていくっていうのは……さすがにダメですよね。だいぶ予算オーバーしてますしね……。

取材当日は改装工事のため、青果と精肉コーナーだけの営業でしたが、2月末には鮮魚コーナーがオープンするようです。また別の季節に遊びに来たいですね。
名称:JAふじ伊豆 ファーマーズ御殿場
住所:〒412-0041 静岡県御殿場市茱萸沢5
電話番号:0550–81-1831
営業時間:午前8時30分から午後5時
定休日:水曜日 年始(1月1日~1月4日)
駐車場:あり(普通車86台)
公式サイト:https://www.ja-fujiizu.or.jp/shopping/farmers_gotenba/
RVパーク「ITAZUMA」で鍋をしよう

無事に鍋の材料も買い込んだところで、最後の目的地へ向かいましょう。ということで、やってきたのはRVパーク「ITAZUMA」です。

RVパークって何ぞや? って方も多いと思うので説明しましょう。RVパークとは、快適に安心して車中泊が出来る場所を提供するために日本RV協会が推進・公認している有料駐車スペースです。わたしもついさっき知りました。
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2025.04.11このRVパークITAZUMAさんは、バーベキューや焚火、キャンプなどもできるということで、今回はこちらで鍋を作らせていただくことにしました。見晴らしがよく、晴れていれば富士山も見えるので、なかなかいい雰囲気です。

さて、だんだん日も暮れてきました。お腹も空いたし、急いで鍋を作っていきましょう。

先ほどの充電の際は、急速充電用の左側の給電口を使いましたが、今回は右側を使います。ここにコネクターを差し込んで……

IHクッキングヒーターのコードとAC外部給電器を直接つないでいます。これで、N-ONE e:から電気を使えるようになりました。電気自動車ってそういう使い道もあるんですね!
わたしの前職は設計事務所なんですが、そういえば社長が「電気自動車は住宅用の大容量バッテリーと比較すると圧倒的にコスパがいい」と褒めていたのを思い出しました。

それではさっそく、鍋の準備をしていきましょう。三浦だいこんの準備をしていたら、めちゃめちゃバントがうまい野球選手みたいな写真が撮れました。

野菜を切ったら鍋に水をはり、IHクッキングヒーターのスイッチを入れておきましょう。お湯が沸くまでの間に干物の頭を落としておきます。

干物をそのまま茹でると魚臭さが強く出てしまうので、まずは5分程度下茹でをします。その間に、お肉の準備をしておこうという算段です。

下茹でが終わった金目鯛の干物は、元が干物だったとは思えないほどプリプリ。冒険のつもりでしたが、これは思った以上に合うかもしれません。

下茹でが終わったら、いよいよ鍋つゆを投入。暗くなってきたので、急ぎますよ!

急いで鍋に材料をつめていきます。

肉と野菜を敷き詰めたら、干物や練り物を間に入れていきます。写真を撮るんだから、ビジュアルも大事ですよね。

キャベツと白菜が入らなーい!!! えーい、こうなったら上から散らしてしまえ。フタをしておけばちゃんと火が通るでしょう。おい、ビジュアルも大事にしたいって話はどうなった。

とか言っているうちに無事に完成しました。鍋のビジュアルを整えている間にあたりが真っ暗になってしまいましたが、まぁ些細なことです。

でも、我ながらいい感じの鍋ができたのではないでしょうか。カラフルな野菜がいっぱいで見た目も華やかだし、金目鯛の赤色がいいアクセントになっているような気がします。

いやこれ、うまいですよ!!! じつは正直、魚鍋ってどうしてもあの生臭さが苦手だったんですが、魚の風味はありつつもイヤな臭みはほとんどありません。
干物を鍋に入れる、これは令和の新たなスタンダードになるに違いありません。いや、なってほしい。

三浦だいこんも、やわらかくて味が染みて、超絶おいしいッ!!!
大根が主役の鍋つゆを使っているだけあって、めちゃめちゃ合いますね。最高です!

富士金華豚もやわらかくて、とろけるような食感。しかも脂が甘いんですよね。
旨味が強くて、濃厚な味わいです。ええーい! 米を持ってこーい!!!

食べた後にはラーメンも入れて、旨味たっぷりのつゆを最後までおいしくいただきました。
正直言うと、暗くなってからはえげつない寒さで、こんな状況で大丈夫なんかな……と思っていたんですが、おいしいお鍋を食べて心も身体もポカポカになりました。身体の中から暖まる鍋料理はやっぱり、冬の強い味方ですね。最高!

それにしても、まさかN-ONE e:でお鍋を作れるとは思いませんでした。加速もいいし、音も静かだし、今日は電気自動車の魅力を知るドライブになりました。
いやー、電気自動車ってホントにすごいですねぇ~!
名称:RVパークITAZUMA
住所:〒412-0048 静岡県御殿場市板妻字長畠792-4
電話番号:090-8675-0736
営業時間:午前9時〜午後5時(要予約)
料金:車両代1番〜5番サイト 4,000円
車両代6番サイト 3,000円
お一人につき大人 1,000円、18歳以下 500円
駐車場:あり(6台)
公式サイト:https://web.rv-park.jp/spaces/detail/275
さいごに

感心するわたしに編集さんが一言。「まぁ、RVパークITAZUMAさんは100Vのコンセントもあるから、別に電気自動車から給電しなきゃいけなかったわけじゃないんですけどね……」。
ここにきて何という裏切り! せっかく綺麗にまとまったと思ったのにぃ~!!!
まぁ何はともあれ、直売所を巡るのは楽しいし、新鮮な食材はおいしい。電気自動車はけっこう便利! ということをお伝えして、このへんで筆を置こうと思います。みんなのおすすめの直売所もぜひ教えてくれよな!

- 今回の記事で使用したクルマ
-

- N-ONE e: L
ボディーカラー:チアフルグリーン
純正アクセサリー装着車
https://www.honda.co.jp/ACCESS/n-one-e/
文/少年B
写真/KEI KATO(ヒャクマンボルト)