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群馬のドライブイン3選! レトロ自販機から涅槃像まで個性あふれるマニアック店舗を巡る

S660 ネオクラシックで行く! 群馬のドライブイン巡り

昨今減少傾向にある昭和レトロなドライブインが、群馬にはたくさん残っていることをご存じですか? 今回はなかでも個性が光る3つのドライブインに、カエライフ編集部のライターが行ってみました! レトロな旅の相棒は「S660 ネオクラシック」。Hondaとっておきのレトロなクルマで群馬ドライブを楽しみます!

 

目次

 

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ドライブインを1日で3店舗巡る! よくばりドライブルート紹介

ドライブイン七輿の外観とS660 ネオクラシック

レトロなドライブインに、HondaとっておきのレトロなクルマS660 ネオクラシックで行ってみます!

みなさんはドライブインに行ったことがありますか?

そもそもドライブインとは、クルマに乗ったまま乗り入れられる商業施設のこと。アメリカのテキサスで生まれた店舗スタイルです。もともとはクルマに乗ったまま注文や受け取りができる店舗のみを指していましたが、日本では国道・県道などの交通量の多い幹線道路沿いにある、駐車場つきの休憩施設も広義のドライブインとして指します。

昨今、高速道路が発達したことにより、幹線道路を走る長距離ドライバーが減少。全国にあったドライブインは続々と姿を消してしまい、絶滅の危機に瀕してしまいました。しかし、そんななかでも現役ドライブインがまだまだ多く残っているのが群馬県! 独自の名物やお土産を作っている個性的なドライブインもあり、昨今は「昭和レトロ」を感じるスポットとしても再注目され始めています。

今回は、ドライブインの宝庫である群馬県のなかでも、特に個性が光る3つのドライブインを厳選してピックアップしました。

ドライブイン店舗名

特徴

草木ドライブイン 草木ダムのほとりにあるドライブイン。2,000個売れるよもぎまんじゅうが名物。
茂木ドライブイン ねぎやこんにゃくで有名な下仁田エリアにあるドライブイン。200円で手作りこんにゃくが食べ放題。
ドライブイン七興 レトロ自販機で多数メディアに取り上げられている藤岡市のドライブイン。24時間営業でいつでも昭和レトロを味わえる。

また、合計走行時間2時間半程度で回りきれるドライブルートも作成しました。今回カエライフ編集部は、こちらのルートで群馬のドライブイン尽くしの1日を過ごします! また、各ドライブインの周辺観光スポットについても紹介するので、ドライブイン巡りついでに立ち寄ってみてください。

 

2,000個売れる名物と個性的すぎる仏像&神社! 草木ドライブイン

草木ドライブインの外観とS660 ネオクラシック

草木ドライブインは群馬県みどり市の草木ダムのほとりにあるドライブイン。国道122号線、桐生〜日光の中間地点に位置します。

ロケーション抜群の草木ドライブイン。クルマから降りて駐車場を見渡すと、美しいレイクビューが目に飛び込んできました!

草木ドライブインから見える草木湖

草木ドライブインから見える草木湖の絶景

空気の澄んだ時間に見に来て大正解だったなあ……! 遠くの赤い橋(草木橋)まですっきりクリアに見渡せます。紅葉シーズンには、草木ドライブイン周辺に紅葉狩りで訪れる人も多いのだそうです。青々とした湖の水面と、赤色や黄色に染まった紅葉のコントラストが絶景なんだとか。

レイクビューでマイナスイオンを存分に浴びたら、いざ店内へ。

草木ドライブイン内観

広々とした店内には、お土産コーナーやレストランも充実

草木ドライブインに来たならぜひ買って帰りたいのが、名物のよもぎまんじゅう。1日で2,000個売れる日もあるほど大人気のオリジナル商品です。

「粒あん」「芋あん」のよもぎまんじゅう

定番の「粒あん」のほか、冬季は「芋あん」、春季(2月~)は「うぐいすあん」など、期間限定で季節の味も販売(いずれも1個100円)

店内自家製のよもぎまんじゅうは、もっちもちの食感! 口に入れた瞬間によもぎの爽やかな香りが広がりました。

ちなみに、よもぎまんじゅうを作り始めたのは初代社長のアイデアなのだと、2代目となる現社長の大海さんが教えてくれました。草木ダムの「草木」から着想を得て、よもぎの名物を思いついたのだそう。併設のレストランではよもぎうどん(830円)も販売されています。

そして、アイデアマンの初代社長の生み出したものは、よもぎまんじゅうだけではありません! ここでしか出合えない、ドライブインらしからぬ2つのスポットを紹介します。

1つ目は、寝釈迦のレプリカです。

寝釈迦のレプリカ

店舗の裏には3mほどの寝釈迦のレプリカが!

寝釈迦のレプリカと同じポーズをとるライター

寝釈迦のレプリカと同じポーズをとるライター

日差しをいっぱい浴びて気持ちよさそうに寝ころぶお釈迦さま。ついつい同じポーズをとって写真を撮りたくなってしまいました。

本物の寝釈迦像は袈裟丸山(けさまるやま)の中腹にありますが、参拝には険しい登山道を歩かなければなりません。「二子山に登れない高齢の方や子どもでも気軽に寝釈迦を見てもらえたら」という温かい想いから、このレプリカが設置されたんだそうです。

2つ目は「疫病神追放神社」です。その名の通り、疫病神や貧乏神を追い払ってくれる神社、なのですが……。

疫病神追放神社

駐車場の一角にある疫病神追放神社

疫病神追放神社の木を蹴るライター

えいっ!!!

罰当たりに見えますが、これが正しい参拝方法。大声で「貧乏神・疫病神出ていけ」と叫んだあと、ご神木を3回叩いて3回蹴飛ばすと、貧乏神と疫病神が悲鳴をあげて退散するんだそうです。なんてユニークなんだ……。

大声を出すのはちょっと恥ずかしかったけど、勇気を出して参拝してみたら、ストレスもネガティブな気持ちも吹っ飛んでいきました!

レトロ自販機でコーラを購入するライター

店内には瓶ジュースを買えるレトロ自販機もあります。自販機についている栓抜き、初めて使ったなあ……!

自販機で買える瓶ジュースの例

懐かしい瓶ジュースたち。やっぱり瓶で飲むコーラはひと味違います!

レトロな雰囲気を求めて草木ドライブインに来る若者も多く、混雑する土日はおよそ7割が若い世代なんだとか。団体ツーリングや特定車種のつどいで駐車場を一部貸し出すこともあり、2025年はゴールデンウィークまで、休日のイベント予定が埋まっているのだそうです。

ユニークな名物を生み出し、現在もたくさんの人に愛される草木ドライブイン。紅葉狩りへ向かう人はもちろん、珍スポット好きな人もぜひ立ち寄ってみてください。

草木ドライブイン
住所:群馬県みどり市東町草木75
電話番号:0277-95-6136
営業時間:9:00~16:00(コンビニは8:00~19:00)
定休日:年中無休(但し、12月26日~1月1日は休業)
駐車場:大型バス30台、乗用車200台
席数:椅子席450席、座敷250席

富弘美術館

草木ダムのほとりにある富弘美術館(観光ぐんま写真館提供)

草木ドライブインに来たなら、クルマで2分の距離にある富弘美術館に立ち寄ってみるのもおすすめ。みどり市東町出身で、事故で手足の自由を失いながらも口に筆をくわえて創作活動を続けた詩画作家 星野富弘さんの作品が展示されています。静かな草木ダムのほとりで、優しくも力強い芸術に触れてみませんか。

 

200円のこんにゃく食べ放題で新体験! 茂木ドライブイン

茂木ドライブインの外観とS660 ネオクラシック

茂木ドライブインは群馬県甘楽郡にある、木造のぬくもりあふれるドライブイン。群馬から長野方面に向かう山間部の途中に位置するため、江戸時代の「峠の茶屋」のような雰囲気を思わせます。

茂木ドライブイン内観

飲食スペースとお土産コーナーが併設する店内も木の温もりであふれている

壁いっぱいにたくさん貼られた掛け軸は亡くなった旦那さんの趣味なのだと、今でも元気にお店を切り盛りする女将の茂木さんは語ります。「近くに高速道路が作られてからは、売上が10分の1になってしまったけれど、変わらず来てくれる常連さんが何人もいて、うちはドライブインのなかでも繁盛しているほうなんじゃないかな」と教えてくれました。

そんな茂木ドライブインの看板商品は、200円の自家製こんにゃく食べ放題! さっそくいただきましょう。

セルフサービスのこんにゃく食べ放題

たった200円で食べ放題! 平均は3~5本、なかには20本食べる人もいるんだとか!

こんにゃくを選ぶライター

大きな竹串に刺さったこんにゃくを自分で選ぶのも楽しい!

こんにゃくを味噌につけるシーン

壺に入った甘辛い味噌をたっぷりつけていただきます!

こんにゃくを食べるシーン

あっつあつのこんにゃくは、竹串に刺したままかじりつきましょう!

ひとくちかじると、じゅわっとジューシー! こんなに水分量が多くて、とぅるんとしたこんにゃくは初めて食べたかもしれません。外の看板に「もちはだこんにゃく」と書いてあったのが、まさにその通り。20本食べてしまう人の気持ちもわかります。

しかし、茂木ドライブインのグルメはこんにゃくだけではありません。こんにゃく食べ放題にあわせて、麺類やもつ煮も一緒に頼む人が多いんだそうです。

きの子そば(500円)と、きの子うどん(500円)

きの子そば(500円)と、きの子うどん(500円)は、ごろっと肉厚なきのこが嚙めば嚙むほどおいしい!

もつ煮定食で提供されるもつ煮

もつ煮定食(600円※単品もあり)や、やさい天プラ(400円)など、驚きの価格で本格的なグルメが盛りだくさん!

やさい天プラに入っていた、甘くてやわらかい下仁田ねぎ。あまりのおいしさに驚き、お土産として買って帰ることにしました。

取材時の12月はちょうど旬のシーズンでしたが、オフシーズンの6~9月は販売休止となります。下仁田ねぎの旬は11月中旬から1月ごろまでと言われているため、時期を狙って購入してみてください。

下仁田ねぎの陳列風景

ひと袋にたっぷり10本以上の下仁田ねぎ(600円)! 入口にごろんと無造作に置かれている地元感がたまらない

ドライブインのイメージを覆すような、人情味あふれるあったかグルメが盛りだくさんの茂木ドライブイン。長野方面に向かう際には、ぜひお腹を空かせて立ち寄ってみてください。心も身体もほっこりすること間違いなしでしょう。

茂木ドライブイン
住所:群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧6901
電話番号: 0274-84-2838
営業時間:10:00~16:30
定休日:木曜日
駐車場:約40台
席数:椅子席27席、座敷15席

神津牧場の牛

神津牧場でのびのび過ごす牛たち(観光ぐんま写真館提供)

茂木ドライブインに来たなら、クルマで約20分の距離にある神津牧場に立ち寄ってみるのもおすすめ。神津牧場は明治20年に開設された日本で最古の西洋式牧場です。手作りの乳製品やソフトクリームを楽しんだり、自然豊かで開放的な草地でのびのびと育つ約150頭のジャージー牛を間近で見たりすることも可能。五感で下仁田町の自然を体感できる、ファミリーにも大人気のスポットです。

 

50年前のレトロ自販機が現役!? ドライブイン七輿

ドライブイン七興の外観とS660 ネオクラシック

ドライブイン七興は群馬県藤岡市にある「THE・昭和レトロ」なドライブイン。最後はドライブインならではのレトロ自販機を堪能しつくしましょう!

ドライブイン七興の店内

店内にはゲームコーナーやレトロ自販機がずらり! さて、どれから食べよう?

これらの自販機の多くは1975年のオープン以来、50年間ずっと現役なんだとか! ご夫婦のたった二人だけで切り盛りされているお店ですが、メンテナンスが丁寧に行き届いているのがわかります。

チャーシュー麵を取り出すシーン

まずはアツアツのチャーシュー麺から。ふにゃっとしたプラスチック容器が自販機グルメらしさを演出します。

チャーシュー麵を食べるライター

ソフトな麺の食感がなんだか懐かしい

売上No1メニューというチャーシュー麺(350円)に使われているのは、ドライブイン七興オリジナルの自家製チャーシュー。過去レストランを運営していた際の厨房を活かし、今でも手作りしているのだそうです。じゅわっと香ばしいチャーシューはとてもやわらかく、脂の甘みが口いっぱいに広がります。

チーズバーガーと外箱

レトロでかわいい箱に入ったチーズバーガー

チーズバーガーを食べるライター

温かいうちにかぶりついちゃいます!

60秒間しっかり加熱されたチーズバーガー(280円)は、バンズがフッカフカ! 具材はチーズとパティのみでシンプルですが、まとまりのある味で小腹満たしにぴったり。ハンバーガー屋さんのチーズバーガーとはまた違う、自販機ならではの優しくやわらかい味わいを楽しめます。

トーストサンドを取り出すシーン

やけどに注意しながら取り出したアルミホイルは、焼きたてのトーストサンド!

トーストサンドを食べるライター

まだ熱いアルミホイルを剥がすと、こんがりした香りが!

トーストサンド(280円)はチーズバーガーとは打って変わって、さっくさくの食感。パンは両面しっかり焼かれていて、中に入ったチーズがとろける味わいです。

ドライブイン七興で販売されているオリジナルグッズの一部

ドライブイン七興で販売されているオリジナルグッズの一部

ドライブイン七興ではオリジナルグッズも販売中。運営するご夫婦がデザインしています。最初はマグカップのロゴを活かしたステッカーのみを販売していたものの、お客さんからの要望で缶バッジ、キーホルダー、タオル、メモなどのラインナップが続々と増えていったのだとか。

レトロだけど、どこかイマドキなデザインは、若い世代からも人気。最近では九州や東北からレトロ好きな若者がドライブイン七興に訪れたのだそう! 「近ごろは常連さんよりも、若い人のほうが多いかもしれないね」とご夫婦は話します。

昔からの常連さんはもちろん、全国からレトロ好きが集まるドライブイン七興。長野や富岡方面へドライブの際は、覗いてみてはいかがでしょうか。

ドライブイン七興
住所:群馬県藤岡市上落合862
電話番号: 0274-23-0951
営業時間:24時間営業
定休日:年中無休
駐車場:約25台、大型可(約6台)
席数:椅子席16席

ふじの咲く丘

ふじの咲く丘でライトアップされる藤棚の光景(観光ぐんま写真館提供)

ドライブイン七興に来たなら、クルマで約10分の距離にあるふじの咲く丘(ふじふれあい館)に立ち寄ってみるのもおすすめ。藤岡市の花「藤」を約2.3ヘクタールの広大な園内で観賞できるスポットです。4月下旬~5月中旬には藤岡ふじまつりが開催され、幻想的な藤棚ライトアップや野外コンサートなどで賑わいます。

 

お気に入りのクルマで群馬のドライブインを楽しみつくそう!

S660 ネオクラシックを撫でるライター

ここまで連れてきてくれたS660 ネオクラシック、お疲れさま!

今回は群馬のドライブインを3ヶ所紹介しました。どのドライブインも個性的でしたが、行ってみたい場所はありましたか?

実際に群馬をドライブしてみると、道中で数多くのドライブインを見かけました。店名に「ドライブイン」とついていない店舗も含めると、すべて回りきるのが不可能なほどたくさんあるのではないでしょうか。みなさんもお気に入りのクルマで、お気に入りのドライブインを見つけに出かけてみてください!

ちなみに今回乗ったS660 ネオクラシックは、Honda「S660」をベースに、ホンダアクセスの外装部品でカスタムした非常に希少価値が高いスポーツカーです(2021年5月31日 販売終了)。

S660 ネオクラシック 前からのショット

S660 ネオクラシック 後ろからのショット

真っ赤なボディとくりくりの丸目のレトロなデザインは唯一無二で、どのドライブインの駐車場に停めてもひときわ異彩を放っていました。スポーツカーならではの車高の低さはいつもと違う運転感覚で、ドライブ気分を高めてくれます。軽自動車としての日常使いのしやすさはそのままに、走りの楽しさも存分に味わえるクルマでしょう。

スポーティーでかっこいいのに、小さくころっとしていてどこかキュート。乗っているうちに、なんだか愛着を感じるようになってきました。また一緒にドライブへ行こうね、S660 ネオクラシック!

 

協力/草木ドライブイン・茂木ドライブイン・ドライブイン七輿
文/安光 あずみ
写真/宮越 孝政
編集/TAC企画

 




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