とある日の食卓。
まだ空に明るさの残る19:00。
晩御飯を食べながら、家族が言いました。
°~°)セミの幼虫が壁にのぼってた。
場所はアパート前、玄関ポーチの花壇。
土留めのレンガにしがみついていたとか。
°~°)うまく羽化できるかな。
セミの脱皮はたいそう困難です。
はるか昔、私が現職として働いていたころ。
合宿中、室内にセミの幼虫が入り込みまして。
°▽°)脱皮するところを見るの!
女子高生たちがひと晩中応援しておりました。
しかし幼虫は空を見ることなく、遠い世界へ。
女の子たちは泣きはらした目でお味噌汁を。
・゚・≧△≦)うわああん。
……たんとお食べ ▽(°_°
とまあ、こんな思い出もあります。
ぜひ見守りましょう。
食器を片付けたら、カメラを持ってGO☆
宵の口ですので、まだ人通りがあります。
じっくり観察することはできません。
ですが、位置は確認できました。
がんばれ幼虫。
日付が変わって00:55。
パジャマのまま玄関に向かいました。
羽化は始まっているでしょうか。
どきどき。
あっ、だめです。人がいます。
ここは住民のタバコ・スポット。
ご家庭で肩身の狭い人が集う場所でもあります。
私の現在の格好は浮かれた黄色と白のしましま。
恥ずかしいのでUターン。
そのまま朝まで寝てしまいました。ぐう。
私の朝は早い。
時計の表示は4:41。
幼虫はどうなったでしょう。
成功していれば、羽を乾かしているころでしょうか。
あれ?

昨夜と寸分たがわぬ格好です。
まるで変化がありません。
すでにどこかに飛んで行ったのでしょうか。
まさか、失敗したとか。
もっと近寄って見てみましょう。
ん?

おおお!

脱皮に成功してますやん!
おめでとう、セミ!
しかし、この抜け殻。
昨日や今日のものではありませんね。
私は幼虫ではなく抜け殻を観察していたようです。
まあいっか。
そういうこともある。


