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暑くても! 大型犬も!「楽しいお出かけ」を諦めない! 湘南をe-bikeで楽しむペットライド第2弾

熱中症や肉球の火傷など、夏は犬との散歩やお出かけが難しい季節。とはいえ、今は冷房が効いたドッグカフェや室内ドッグランなど、夏でも愛犬と快適に過ごせる場所があります。道中をe-bikeで移動すれば、夏のお出かけも諦める必要はありません。

そこで今回は「夏の湘南」を舞台に、e-bike Watchと電動アシスト自転車専門店「モトベロ」共催による「ペット仕様e-bike体験イベント」の第2弾を開催。なんと今回は35kgの大型犬もイベントに参加してくれました。気になる実際のイベントはどのような様子だったのか、ここで紹介します。

体重35kgの大型犬だって自転車のお出かけを諦めない

今回もっとも注目を集めたのが、オールドイングリッシュシープドッグの「タムタム」くんとそのご夫婦です。5歳で体重約35kgというタムタムくんは、普段から犬の競技会アジリティやカヤック、スキーとの併走も楽しむアクティブなわんちゃん。その体格から移動はもっぱらクルマでしたが、今回は耐荷重45kgで大型犬でも乗れるアメリカ製のペットトレーラー・Burley(バーレー)「BARK RANGER XL(バークレンジャーXL)」が目当てでイベントに参加しました。

タムタムくんファミリー。試乗したのはバークレンジャーXLを装着したTern(ターン)「Vektron S10」。折りたたんでコンパクトにもできるミニベロe-bikeです

バークレンジャーXLは前からも後ろからも布状の扉を開くことができる仕様なのですが、後ろ扉を開けると、タムタムくんは自主的に乗り込んで即座にリラックス。内部がとにかく広いので、タムタムくんママが持参した引っかけタイプのコードレス扇風機が設置できたのも嬉しいポイントでした。

バークレンジャーXLに乗り込んで寛ぐタムタムくん。オールドイングリッシュシープドッグは暑さに弱い犬種ですが、出発までポータブルクーラーでトレーラーを冷やして熱中症を予防

実は、ご夫婦にとってタムタムくんを乗せた状態で自転車に乗るのは初めて。そこで、通勤でたまに自転車を利用しているというタムタムくんママが公道での移動を担当しました。

ビッグサイズなトレーラーを引いているとは思えないくらい滑らかな走り
タムタムくんパパは愛犬仕様ではないミニベロe-bikeのSMALO(スマーロ)「PX2」に、持参したアクションカメラを装着して撮影係に

試乗後は「35kgを引いているとは思えないほど重さを感じない」と、e-bikeのパワフルさとバークレンジャーXLの滑らかな動きについてコメントがありました。タムタムくんママはあまりにもペダルが軽く、「いま本当にタムタムは乗っているの?」と何回も振り向いて確認してしまったそうです。トレーラーは簡単に取り外しができるので、ショッピングモールなどで犬用カートのように利用できるのも嬉しいとのことでした。

目的地の公園の芝生広場では、別の家族も愛犬を乗せてトレーラー体験
タムタムくんが乗った状態で参加者のお子さんがトレーラーを押して散歩をさせる場面も。子供でも移動させられる移動の軽さがわかります
ちなみに、バークレンジャーXLは自転車が倒れてもトレーラーは倒れないという設計。愛犬の安全が気になるペットオーナーに嬉しい仕様です

どんな愛犬にもぴったりのアイテムを探せる

「愛犬用のカゴが気になっている」と参加されたのは、トイ・プードルのターボくんとそのご家族。ご主人はロードバイクが趣味、そして奥様は今回イベントを主催するモトベロ湘南にて、以前にお子様を乗せるためのe-bikeを購入した経験もあります。

ターボくんと自転車でお出かけすることもありますが、今は愛犬用の自転車装備がないため「愛犬用の自転車カゴ」が気になってイベントに参加しました。

ご夫婦と娘さんの3人で参加したターボくんご一家

今回ターボくんに用意された自転車は、ターン「HSD P9」というコンパクトなカーゴバイクタイプのe-bikeです。当初はこの大きなリアキャリアにチャイルドシートを取り付けていました。しかし、娘さんの「自分で走れる」との一言でチャイルドシートを外して、娘さんは自分の子供用自転車で参加することに。状況に合わせてその場で自転車をカスタマイズできるのも、ショップのイベントならではの魅力ですね。

ターボくんファミリー用にもともと用意されていたe-bikeは赤いチャイルドシート付き。「小さな子供と愛犬、みんなでお出かけしたい」という場合に嬉しい仕様ですね

愛犬にはRIXEN & KAUL(リクセンカウル)の、その名も「ドギー」というキャリーを選択。ドギーはボタンひとつで着脱可能で、外せばキャリーバッグとしても利用できるという愛犬家に嬉しいキャリーです。ターボくんと自転車を試乗したママは「前から顔が出せるので走行中は前のめりになってかなり楽しそう。犬も自転車を楽しんでいるのがわかる」と、かなりドギーを気に入ったようでした。

ドギーは横からも前からも顔が出せるデザイン。ターボくんは試乗中、身を乗り出して風を楽しんでいました。内部にはショートリードがついているので落ちる心配はありません
ハンドルと連動して前カゴが動いてしまう自転車が多いなか、HSD P9は曲がる時にハンドルを切ってもキャリーが回転しないのもポイント。犬が酔いにくそうなのが良いですね

夏の暑さで毎日の散歩がツラい! そんな悩みも解消できるかも?

「犬と出かけたい気持ちはあるけど、夏の散歩の暑さがつらい」という悩みを抱えていたのは、トイ・プードルのララちゃんパパ。

今回、唯一お一人で参加されたララちゃんとそのパパ

ララちゃんパパは愛犬と乗れる自転車にも興味はあるけれど、それ以上に楽しみにしていたのが今回のイベント中に貸し出されるソニーサーモテクノロジーのウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET(レオンポケット)」なのだそう。レオンポケットは首の後ろを冷やしたり温めたりすることができるデバイスで、スマートフォンアプリと連携して自動で最適な温度におまかせできるほか、好みに応じた冷たさや温かさの調節もできる優れものです。今回のイベントでは、最新モデルのREON POCKET PROを装着。日向だと35℃以上ありましたが「暑いけど今使っているネッククーラーより断然快適」とその性能に満足した様子でした。

今回のイベントで貸し出されたREON POCKET 5(写真右)とREON POCKET PRO(写真左)。銀色の部分の冷却プレートを首の後ろに当てることで暑さを軽減してくれます

そんなララちゃんが最初に試乗したのはパナソニックの子乗せ電動アシスト自転車「ギュットクルーム・EX」をカスタムして「OGK ドライブペットキャリー」を組み合わせたものでした。ただし、休憩中にララちゃんと大きさが近いターボくんとお互いの自転車を乗り比べたところ、ララちゃんも顔が出しやすいリクセンカウルの「ドギー」を気に入ったとのこと。

リクセンカウルの「ドギー」で公園での試乗を楽しむララちゃん
ボタンひとつでキャリーを分離できるので、ちょっとしたお出かけにも便利そうとのことでした

ちなみに、ララちゃんパパに「一番気に入ったe-bikeはどれですか?」と質問したところ、愛犬仕様にはなっていないスマーロ「PX2」が良かったそう。この車体は前後サスペンションを搭載しており、スマートフォンと連携してAIが賢くアシスト制御するという高機能モデルです。こういったイベントの主旨以外の自転車が気軽に試せるのも、電動アシスト自転車専門店のイベントならではかもしれませんね。

見た目もカッコイイ! スマーロ「PX2」

「愛犬と夏のお出かけ」をかなえる e-bikeの可能性

イベント当日はアスファルトの上が35℃を超える暑さでしたが、目的地が日陰の多い芝生広場だったのでわんちゃんも比較的涼しく散歩ができました。また、試乗中は「REON POCKET」を試すことで飼い主も暑さに煩わされず、自転車だけでなく通勤や散歩での活用を実感しながらイベントを満喫。芝生広場では犬同士で挨拶したり、お互いの自転車を交換して乗り心地を確認したりと始終和やかな雰囲気でだったのが印象的です。

芝生の上は少し涼しいため、芝生広場ではわんちゃんも散歩を楽しむことができました
わんちゃんには休憩中にGREEN DOG & CATの「くちどけやわらかゼリー りんご」の試食タイムも。凍らせた冷たいゼリーで一時の涼をとることも
わんちゃんもケンカすることなく、お互いに挨拶する様子も見られました

試乗終了後は、スタート地点となったモトベロ湘南にてプレゼント大会も開催。ソーラーパネル搭載のSOTOMO「ソーラーファン 2」や、摩擦時に生じる電気で抗菌効果を発揮する「ピエクレックス」製のタオルやTシャツ、非売品のキャップなどが提供されました。

イベント後はじゃんけんで勝った人から欲しいものを選ぶプレゼント大会を開催
e-bikeが並ぶ屋外にはエコフローのポータブルクーラー「EcoFlow WAVE 2」とポータブル冷蔵庫「EcoFlow GLACIER」も用意。いつでも冷たいドリンクが飲めるサービスも。わんちゃんとクルマでの移動やキャンプを楽しむ参加者はこちらの製品にも興味津々でした

今回のイベントは、愛犬との移動に対するさまざまな悩みを抱える飼い主さんにとって、e-bikeが大きな可能性を秘めていることをあらためて感じさせてくれました。大型犬でも安全に運べるペットトレーラーや、小型犬に最適なキャリー、そして夏のお出かけを快適にするアイテムなど「大型犬だから……」「暑いから……」と諦めていた人でも愛犬との新しいお出かけスタイルが見つかるかもしれません。

ただし、今回のイベントでは、愛犬も自分が乗るキャリーによって楽しさが違うことが分かりました。犬用キャリーは単なる移動手段ではなく、愛犬の快適さや安全に直結する重要なアイテムです。だからこそ、ペットと乗る自転車は、人だけが乗る自転車以上に実際に試乗してこそ真価がわかります。

e-bike Watchでは今後もペットと楽しめるイベントを予定しているそうです。愛犬とのお出かけを楽しみたい人は、今後も開催される体験イベントにぜひ参加してみてはいかがでしょうか。実際に体験することで、愛犬との未来のお出かけがもっと楽しくなるはずです。

わんちゃんの体型や好みによっても気に入るキャリーは違います。その子が気に入る一品を見つけ出したいものです
イベントなら専門知識のあるスタッフが丁寧に誘導してくれるため、自転車が久しぶりでも安心です
倉本 春