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アラジン初のコーヒーメーカーが発売延期

アラジン コーヒーブリュワー(仮称)

日本エー・アイ・シーは、「アラジン」ブランド初となるコーヒーメーカー「アラジン コーヒーブリュワー」(仮称)の発売を延期する。当初は2022年春発売予定としていたが、「クオリティ向上」を理由に2023年春へ約1年の延期となる。

アラジン コーヒーブリュワーは、「グラファイトトースター」や「ブルーフレーム」などを手掛けるアラジンによる初のコーヒーメーカー。2021年7月29日に発表していたが、延期後の詳細な発売日は確定した際に改めて案内される。

同社は発売延期の理由について「お客様に新しいコーヒーメーカーのご提案をさせていただきたく開発を進めてまいりましたが、現在開発中の条件では当社の目標とする理想のコーヒーを抽出することが難しく、満足のいくクオリティに達しないことが判明いたしました。さらなるクオリティ向上を目指すため、発売日を2023年春に延期させていただきます」と説明している。

同製品は新方式として、コーヒー本来のおいしさを引き出すという特許技術「バイパスドリップ」を採用する点が特徴。

この技術は、雑味を抽出せずにおいしい成分だけを抽出するため、ピュアコーヒーを抽出するルートと好みのテイストに差し湯するルートに分けるもの。ドリップ前半のコーヒーのおいしい成分だけを濃く抽出し、後半の雑味が出る前に抽出をストップ。別ルートからバイパスして差し湯することにより、雑味のない1杯を淹れられるという。