9/17(火) に「吉祥寺.pm 36」に参加、登壇してきました。
今回はオンライン開催ということでZoomで参加です。
登壇した
テーマがプログラミングということで、タイトルにしている内容で登壇してきました。 今回話した内容は約1年前の吉祥寺.pm 35で発表した事の後日談です。 どんな事を話したかは以下に書いているので興味があればどうぞ。
前回はチームビルディングを通じて、こんな事をやってこんな成果があった、という話をしました。 色々苦労したけど、自分がやってきたことはそれなりに共感してもらえたんだなと少しだけ自信が付いたというか。 なので、その先で何をしたかを話してみようかなと思ったのが、登壇しようと思ったきっかけです。
話した内容
スライドはこちらになります。当日はイラスト付きのものだったのですが、著作権的にアレだったので公開版からは削除しています。(それ以外は内容は一緒です)
伝えたかったこと
最初に出てくるんですが、一言で言えばこれです。

システムやサービスの開発をしていると、優先度を付けて対応ってよく言われますが、だいたい運用って優先度が低くされがちという問題意識があります。

後回しにされる上に割り当てられる人的リソースも少なくて、手作業での運用から抜け出せず辛くて辞めていくというのも良くある話だと思います。 その結果、チームが疲弊していく。

改善しよう
これを幾つかの段階に分けて少しずつ改善していこうというのをやりました、ということなんですが、その過程でコードがかけなかったメンバーがコードで改善をできるようになるという副次的だけどとても大きな効果があったんですね。それが、今回の発表で伝えたかった事です。
手順書を作る
最初にやったのが手順書をちゃんと書く、ということ。兎に角、やったことをすべて書いて残す事から始めました。

手順書を書くとこんな効果がありましたという話。

手順を明確にするというのは一定の効果は有ったけど、手順は減らない。だからまだ改善が必要。

コードにしてみる
手順というのは要件から設計にしたようなものなのだからコードにできるはず、ということでここからコード化を開始。 ただ、いきなりプログラミング言語を使うのではなく、手順書をシェルスクリプトにしてみるところから。

コードにしたことによる効果。プログラミングの基礎的なところをなぞって行くことで、まずはコードにする楽しさを感じてもらう。

但し、丸投げをするのではなく、ちゃんとフォローもする。

サンプルコードを用意するだけではなく、モブプログラミング等をやって、皆で知見を共有しながら進める。

ちゃんと書籍等でカッチリとした知識もフォロー。

設計から実装へ。繰り返し作業はコードで単純化され、実行時のミスという負担は軽減できた。

更にコードで
メンバーの成長が早く、シェルスクリプトでできることはすぐに限界を迎えたんですね。嬉しい悲鳴、ということなんですけど。

どうやって解決したかという話。AIに聞いてコードを書くというのは今どきだなぁと思ったり。 コードを各環境として使った Google Colaboratory はGoogleアカウントがあれば誰でも使える環境です。 colab.research.google.com 環境構築で悩む必要がないというのは大きな利点。作成したNotebookの共有もGoogle Drive上で簡単にできるのもメリット。もちろん、Jupyter Notebookでも利用可能。

ここでも丸投げはしない。最低限のブードストラップコードを用意するとか、フォローは引き続き大事。

テキスト類も共有。自習する時の手助けに。
https://utokyo-ipp.github.io/IPP_textbook.pdf colab.research.google.com colab.research.google.com Colabのチュートリアルは自分で日本語に表記を修正したものを用意して、それを使って順を追って学ぶような事も。

こんな事を通じて、最終的に改善をコードでできるエンジニアが誕生しました。

結果
作ったもの。色々運用作業の改善に役立つものが作られました。

改善効果。負担はだいぶ減りました。

とはいえ、誰でもこうなるわけではなく、運が良かっただけなのかもしれないというのはあります。

これから
いきなり成果が出るなんてことは無いし、始めて続けるのがすごく大変なのは事実。 でも、はじめの一歩を踏み出すことが大事だし、尊い。

踏み出すことで世界を良い方に変えていきましょう、というのが最後に伝えたかったこと。

登壇してみて
少し時間がオーバーしてしまったけど、この一年くらいで起きた事を伝えられたかなと思います。 去年の発表でもそうだったけど、ポジティブな反応を頂けたので発表してよかったなと思いました。
チームは今月末で解散してしまうので来月からまたやり直しになるのですが、今回の発表で力を貰えた気がするので、頑張れそうな気がしました。 良いコミュニティに出会えたことに感謝です。