前回のまとめ
前回の記事↓。
EU本部で売られていたベルギー製のカルボナーラソースに関し、イタリアの農相が出てきて売場から撤去させた、という話についてまとめました。
最初は本来使うグアンチャーレ(豚ほほ肉の塩漬け)と、パンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)の違い、もしくは燻製しているかしていないかの問題のように言われていましたが、どうもその後、
- 本来のレシピと違うレシピで
- 外国のメーカーが
- イタリア製のような外装で売っていた。
という、むしろ後二者の部分が強いのでは、というご意見を見つけました。
CNNの記事の英語版と日本語版、イタリア農相のFacebookの文の検証
さて、ここからが今回のお題。そもそもこのニュースを見つけた時から、気になっていたのですが、肝心のイタリアの一般国民が、この外国製ソースにどれだけ怒っているのか、わからないということでした。
最初は、店頭から撤去させるくらいなのですから、かなりの人が怒っていると感じていました。しかし、心当たりの在イタリア日本人のXを見ても、この件には触れてなかったり、Xでは日本人の意見ばかりが目について(私がイタリア語版Xできないのが原因ですが)、肝心のイタリア本土の人の意見が見えてこないのがおかしいなと思いました。
そんな時、↓の記事を見つけました。(一部有料)
これを書いた方は、日本で発端となったCNN日本語版や、撤去を要請した(?)イタリアのロロブリジーダ農相のFacebookにあたり、元々の報道を検証しています。
具体的な点は、↑の記事を読んでいただくとして、
↓
CNN英語版の記事
↓
CNN日本語版の記事
への過程で次第に表現やニュアンスに違いが出てしまっているとのこと。
特に
「「偽カルボナーラ」にイタリア激怒、パンチェッタの使用は「犯罪」と非難」や本文中に出てくる「料理犯罪」という言葉はCNNが作ったと考えられます。
とのことです。
グァンチャーレとパンチェッタ(もしくは塩漬けだけの肉か、燻製してあるか)は、元々問題ではなく、外国製メーカーが、イタリア製と紛らわしい外装をしていたことが、一番の問題だったようです。
イタリア国民とメディアの反応
また、イタリア国民の反応も、称賛よりも「それよりもっとやることがあるだろう」とか、「カルボナーラ警察」とか、さらには「カルボナーラタリバン(原理主義者)」といったさめた意見が多いようです。タリバンという言葉はおだやかじゃないですが、とにもかくにも、「グァンチャーレカルボナーラ原理主義(?)」を譲らないイタリア国民は、どちらかといえば少数のようです。
メディアでの反応は、有料部分に触れてしまうのでくわしく書けませんが、冷静な議論になっており、グァンチャーレ云々はあまり重要ではないようです。
まとめ
というわけで、当初話題になったグァンチャーレとパンチェッタの違い等はかなり的はずれな議論、報道であったことを、それにつられてしまった人間として、広めたいと思います。
では。
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