はじめに
最近五代将軍徳川綱吉公が見直されてる、ということで、綱吉公アゲのマンガを紹介していくシリーズ第二弾です。
第一弾↓
『猫将軍ツナヨシ』紹介
時は令和。
寄る辺ない仔猫として転生した五代将軍綱吉は、前世での側用人、柳沢吉保の生まれ変わり、学芸員の青年柳沢ヨシヤスに無事拾われる。自転車に轢かれたせいで尾が割れ、猫又となった彼は、「猫将軍・ツナヨシ」として、今世もわが道を行くのであった。
……こう書くと、わかりづらいですが、現代日本に猫として転生した綱吉公が、柳沢吉保の生まれ変わりと一緒に、微力ながらご近所のトラブル(DVとか、猫虐待とか)を解決していくという話です。
紹介ムービー↓。
最初の二話は、水戸黄門シリーズを意識してか(?)、「悪者退治」でしたが、それ以降はどちらかと言えば「人助け」の要素が強くなっていった感じ。
あとは季節のお祭りとか、川越の名所案内みたいな話もあります。(今、七五三の季節ですが、起源は綱吉公だとか。(4巻27話参照))
作者の篠原烏童さんなりの、綱吉公についての説明が一巻の後書き代わりにかかれているので、「綱吉って誰!?」という方でも安心設計です。(しまった、『生類憐マント欲ス』より先にこっちを紹介すべきでしたね。)
三代将軍家光の四男で、期せずして三十過ぎて将軍になったという人、という捉え方をされてます。*2
話を戻すと、猫のツナヨシがひたすら可愛いです。前世の自分の悪口をいうテレビ番組にしょぼんとしたり、今世の親兄弟(当然、猫w)の心配をしたり。
前世の綱吉としての自我ばかりではなく、猫になった身としての考えもあったり。
今世での「母(当然、猫。くどいけど。)*3」と出会う話を読んで、『パタリロ!』とか、『名探偵コナン』とか連想しました。精神的に親から自立してる、早熟な子供の話、というか……。
ヨシヤスの、ツナヨシへのかしづきっぷりもすごいです。
この話、途中にコロナ禍が背景に出てくるんですが、外出から帰って、ツナヨシに触れる前に、服を洗濯機に突っ込み、シャワーを浴びるという念の入れっぷりに、猫を飼うにはここまでしなければいけないんだなあ、と思いました*4。猫を飼うということは、猫の側用人になるということなのですね。
ちなみにキャラデザインは、ヨシヤスと、同じ作者の他作品に出てくる柳沢吉保は、顔立ちとか雰囲気が違うのですが、綱吉公と猫のツナヨシは、雰囲気という点であまり、違和感がないと言うか……w。
そんなほんわかとした雰囲気の中でも、
「綱吉の時代に問題だったことは、令和の今にもあるのではないか? 」
というような問いが一本通ったこの作品、是非一読をおすすめします。
では。
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単行本単位でのシリーズ↓
※お買い上げの際は、価格、形態(電子書籍、紙書籍、話売り、単行本)などをよくご確認の上、ご購入ください。
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