こんにちは、株もっちーです。
金曜日は、本などのINPUTした情報に対するOUTPUTをしていきたいと思います。
要するに読書感想文的な活動ですね。
読んだ本:街とその不確かな壁 (新潮文庫 む 5-46), 村上春樹 (著)
どんな話か
2つの世界を行き来する話です。
あの世とこの世というわけでもなく、いわゆるこの世の「現実の世界」と主人公と彼が恋した少女の間で作られた「空想の世界」という2つの世界。
「空想の世界」には街があり、その街は不確かな壁で囲まれている。
そんな春樹作品らしい幻想的な設定です。
登場人物たちは、どちらの世界を選択するのだろうか?
詳しくは読んでみてくださいというところですかね。
感じたこと
「現実の世界」では見えていない「空想の世界」というのを誰しも夢見たり、目指したり、無意識に想像しているのかもしれません。
私もなんとなく世間が良しとするレールに乗って進んできて、いよいよそのペースと合わなくなって、休職という形でレールから外れかけているのか?
そんなふうに思えてきました。
外れた先は、未だ「空想の世界」ではあるものの、むしろ「現実の世界」と思っている世界のほうが狭いのかもしれない。
休職中、仕事に忙殺されず家族と生活をしているだけ。でも、それもまた紛れもない現実の世界なんですよね。
そんなことも思うようになってきました。
どっちの世界に留まりたいのか、自分の目で確かめてみないと、わからないのでしょうね。
結局のところ、この小説の登場人物たちのように、私達はいつも二つの世界の間を漂っているのかもしれません。
この本が読めたのは自腹を切ったから?
すこし前に、図書館で借りた本が読めなかった話を書きました。
この感想文を書きながら思いました。
もしかして自分で買った本だから、借りた本よりも読むモチベーションが高かっただけかも?
まあ、わかりませんね。
考えても仕方あるまい。
関連書籍
同じように『影』や『壁』をモチーフにした物語として思い出したのが、シャミッソーの『影をなくした男』です。
まとめ
今まで手の届かない「空想」と思っていた世界が、 実はより「現実的」なのかもしれません。
今後の人生は、そちら側を見る旅にしてみてもいいのかもしれない。
みなさまにとっての空想の世界はどんな場所でしょうか?
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