こんにちは、株もっちーです。
エッセイでも書いてみます。
「シンプルは難しい」
私が好きな言葉に、スティーブ・ジョブズのこんな一節があります。
「シンプルであることは複雑であることよりも難しい。考えを整理してシンプルにするためには、努力を重ねなければならない。しかしそれだけの価値がある。」
(原文:"Simple can be harder than complex: You have to work hard to get your thinking clean to make it simple. But it's worth it in the end because once you get there, you can move mountains.")
パッと見は簡単そうなものほど、実は裏で考え抜かれた結果である。
余計なものを削ぎ落とすには、深い理解と、無駄を排する勇気が必要だと。
これは、iPhoneというプロダクトデザインだけでなく、
「生き方」にもそのまま当てはまると感じるようになってきました。
『ブルシット・ジョブ』という無駄なもの
以前に読んだ強烈なタイトルのこの本、今になって、ふと思いました。
私が今いるような大企業は、もしかして「複雑さの温床」になってないか?と。
著者のグレーバーは、ブルシット・ジョブをこう定義していました。
「本人でさえ存在意義を説明できないほど無意味な有償労働。ただし、それを無意味だと認めてはいけない空気がある。」
実際、私の職場にも思い当たる節がたくさんありました。
- フロア移動の荷物を、外部業者に運ばせるだけの大掛かりな手続き
- 偉い人への定例報告のための、何十時間もの資料作成と修正作業
- Amazonでポチれるものを、わざわざ購買部署経由で高く買う謎プロセス
どれも、別に存在しなくても会社が止まるわけじゃない。
むしろ、無理に守ろうとすることで、本当に価値を生み出す時間が削られていく。
『ブルシット・ジョブ』の終盤では、ベーシック・インカムの導入が提案されていました。
つまり、「生活のために無理やり働かせる仕組み」を壊して、本当に必要な仕事だけが自然に残る世界を作ろう、と。
チームワークが生み出す巨大なシステムの価値を否定するわけではありませんが、 私が目指している「経済的自由」はもっと小さな個人の活動の集まりのようなイメージが湧いてきました。
本当に誰かの役に立つことを、できるときに、自分のペースでできるようになる。
そんなシンプルな生き方を目指したくて、私は投資を続けてるんだな、と改めて感じました。
『世界はシンプルなほど正しい(オッカムの剃刀)』
「もっとも単純な説明が、たいてい正しい。」
これが「オッカムの剃刀」の考え方らしいです。
天動説みたいに無理やり複雑にこねくり回すより、地動説みたいなシンプルな説明の方が正しかった、みたいな話ですね。
いまの社会は、やたら複雑で、ルールも情報も基本的には増える方向にあります。
でも本当に大事なことって、案外シンプルだったりする。
だからこそ、「複雑なものを疑う癖」を持っていたい。
農業から工業化で普及した、サラリーマンという組織に属することが、本当に一番心地よい働き方なのか。
もっとシンプルな答えがないかを探すこと、それは経済的自由の探求の一つの目的なのかもしれません。
個人投資家として、シンプルに生きる
自分もこれから、
「組織の都合」じゃなくて、
「自分の頭で考えて、自分で選んで、自分で責任を取る」
そんなシンプルな生き方を目指していきます。
投資もそうです。
ノイズだらけの情報に振り回されず、
時代の大きな流れを見ながら、シンプルなルールで資産を積み上げる。
VOOやVTを持ち続けるのも、
「ごちゃごちゃ小手先を狙うより、世界経済の成長に乗ったほうが早いじゃん」って
大きな流れをシンプルにとらえるだけの話。
まだまだシンプルには、振り切れてはいないんですけどね。
まとめ
ジョブズの言葉や、オッカムの剃刀で、心に触れたことと、このブログでOUTPUTしてきたことが、少しずつつ繋がってきました。
"Connecting the Dots."
これもジョブズの伝説のスピーチの言葉です。
まだまだ点を集める旅も続きそうですし、 点の繋がりも模索していきたいと思います。
このエッセイで取り上げた本に関する記事はこちら
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