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Mendoing

 

しばらく使っていたシャンプーが、
シャンプーコーナーから消え、安売りコーナーに行き、3割引になり、半額になり……

お別れが近づいていることを察して、ドラックストアが目に付いたら積極的に安売りを漁っていたが、ついに、店頭から消えてしまった。

しばらく、旅行用に置いていた試供品を使っているけど、途端に肌の調子が悪くなる始末。ああ。また気に入るものを探さなければならない。ああ、めんどくさい。めんどくさいよお。

めんどくさいなら、ランキング一位のやつでも買えば?と思うだろう。違うのだ。むしろ色々試すのは好き、色々調べるのも好き。でも、私が気に入った!と思わないと、私が嫌な気分になることが、めんどくさいのである。つまり、私というものがめんどくさい。



次にしたい髪型が決められず、美容室に行けないでいる。

信頼している美容師さんだし、相談すれば提案してくれるし、気持ちも汲み取ってくれるし、きっとその提案は私が考えるよりもよい状態にしてくれる、とわかっている。

けれど、どうも、意志がゆらゆらしたまま行きたくない。

染めたいと思っていたけど、そうでもないかも。
切りたいと思っていたけど、そうでもないかも。
なら、前と同じで!と言えばいいじゃないか。
でも、髪が自由でいれる今こそ染めるタイミングでは?
てか、自分の髪なのに、髪が自由でいられないってなに?

ああ、こんなこと考えている時点で不自由。私がめんどくさい。

 

世の中は面倒なことばかりだ。
ひとつ面倒を終えても、新しい面倒に出会う。
もはや面倒なことを作り出しているといえる。
人類は、もし面倒から解放されるとなっても、きっと面倒を作り出すに違いない。
なんて面倒な生き物なんだ。

と、こんな面倒な文を書いているのは、きっと面倒からの逃避だ。
そう、こうやって時間を無駄にすることで、面倒でないはずのものまで面倒に繰り上がっていく。

面倒の無限ループである。

 

面倒を面倒だと感じているなあと意識する状態、これをメタ認知という。
いいか、メタるな。面倒は、メタるな。
面倒を俯瞰している時点でお前は面倒を生きていない。

面倒をいけ。面倒の真ん中をいけ。

面倒の中には、きらりと光る面倒がある、ということも我々は知っている。
だから、面倒をやめないのである。
むしろ我々は、面倒を愛しているのである。
ならば、存分に面倒を愛そうではないか。

ビバ、面倒。

 

ゲシュタルト崩壊するくらいに面倒を書き続ければ、もはや意味をなくしていって、面倒という概念が消滅するかもしれないと思って書き始めた。
だが、気づいた。

愛する面倒が消えてしまっては、この世は味気ないのかもしれない。

いや、その前に、面倒の化身である私が消えてしまう。

ああ、実に面倒。面倒だ。

 




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