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楽天モバイルのシェアは0.1ポイント減の2.2%、総務省調査

 総務省は24日、「令和4年度第3四半期(12月末)の電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ」を公表した。電気通信事業報告規則の規定による電気通信事業者からの報告などを取りまとめたもので、5Gの契約数などが示されている。

5G契約数は約6300万件

 移動系通信(携帯電話、PHS、BWA)の契約数は2億774万で、前期比+1.1%、前年同期比+3.6%となった。また、携帯電話の契約数は2億747万(前期比+1.1%、前年同期比+3.7%)となっている。

総務省の資料より(以下同)

 LTEの契約数は1億3005万(前期比-1.9%、前年同期比-8.9%)で、携帯電話の契約数に占める割合は62.7%。一方、5Gの契約数は6316万(前期比+9.8%、前年同期比+2665万)となった。

MNO

 移動系通信の契約数における事業者別シェアは、NTTドコモが36.1%(前期比-0.3ポイント、前年同期比-0.5ポイント)。

 KDDIグループが27.0%(前期比変動なし、前年同期比-0.1ポイント)となった。

 ソフトバンクが20.9%(前期比-0.1ポイント、前年同期比変動なし)。

 楽天モバイルが2.2%(前期比、前年同期比ともに-0.1ポイント)となっている。同社が2月の決算で発表した資料によれば、12月末時点では449万契約、1月時点で約452万契約となっていた。

MVNO

 MVNOサービスの契約数は2875万で、前期比+4.3%、前年同期比+8.7%となった。

 また、SIMカードを使用したMVNOサービスである「SIMカード型」の契約数について、事業者別シェアは、「IIJmio」を提供するインターネットイニシアティブ(IIJ)が19.7%(前期比+0.7ポイント)でトップとなった。

 次いで「OCN モバイル ONE」を提供するNTTレゾナントが11.1%(前期比+1.0ポイント)、「mineo」を提供するオプテージが9.1%(前期比変動なし)となっている。