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OPPO、フォルダブルスマホ「Find N」を発表

 OPPOは15日、フォルダブルスマートフォン「Find N」を発表した。同日開催のイベント「OPPO INNODAY」の中で発表されたもので、詳しいスペックについては本記事を更新するかたちでお届けする。

ディスプレイ

 外側のディスプレイのサイズは5.49インチで、アスペクト比は9:18。

 端末を開くと7.1インチのディスプレイが現れる。120Hzリフレッシュレートに対応し、1000ニトの輝度を誇る。

 6.5インチの一般的なスマートフォンとの比較で、表示可能なエリアは60%増えたという。

 ディスプレイの折り目をなるべく目立たないようにするため、水滴(ウォータードロップ)型のヒンジを採用した。4年間で6台のフォルダブルスマートフォンをデザインしたOPPOの知見が活かされている。

 136ものパーツからなるヒンジは、加工精度0.01mmを誇る。

 また、折りたたんだ際、ディスプレイの間にすき間ができないようになっている。発表会では、端末の間に紙をはさむパフォーマンスも披露された。

 ディスプレイにはガラス素材「UTG」が採用され、耐久性に優れる。マイナス20度という環境下で、20万回もの折りたたみに耐えたという。

マルチタスクなどをサポート

 画面を分割したモードでは、左右の画面の比率を自由に変えることができ、Webブラウジングなどに役立つ。

 また、画面分割モードにする際のジェスチャーもシンプルなものになっている。2本の指で画面中央を下にスワイプし、同モードに入る様子が実演された。

 最大3つのアプリを1画面に表示でき、作業の効率化などをサポートする。

 キーボードはスプリットキーボードなどにも対応しており、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズが可能なしくみ。

 「フレックスモード」では、端末を半分開いた状態で使用できるため、音楽鑑賞やオンラインミーティングなどで活躍する。

 撮影の際に「フレックスモード」を活用すれば、低い角度からの撮影も可能になる。

3種類のカラーリング

 カラーリングは3種類で、ブラック、ホワイト、パープルがラインアップされる。

スペック

 チップセットはクアルコムの「Snapdragon 888」を採用した。

 外側と内側のディスプレイに、3200万画素のカメラを備える。アウトカメラにはソニーのIMX766が採用され、1600万画素の超広角レンズと1300万画素の望遠レンズも備える。

 バッテリーは4500mAh。33Wの有線充電と、15Wのワイヤレス充電をサポートする。

価格と販売情報

 価格は、メモリー(RAM)8GB/ストレージ(ROM)256GBのモデルが7699元(約13万8000円)、RAM 12GB/ROM 512GBのモデルが8999元(約16万1000円)。

 12月15日(現地時間)に予約がスタートし、12月23日(同)に発売される。中国向けの発売となる。

 端末補償プログラムとして、「OPPO Care+」も提供される。

 また、各種アクセサリーも用意される。

【2021/12/15 18:18】
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