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「Xperia 5 III」、キャリア版のeSIMと対応周波数はどうなる?

 ソニーは9月30日、Androidスマートフォン「Xperia 5 III」の国内モデルを発表した。11月中旬以降にNTTドコモ、au、ソフトバンクから発売される。

 ただ、そのスペックはそれぞれの通信事業者によって異なっており、本記事では3キャリアで取り扱われるXperia 5 IIIの状況をまとめた。また、各キャリア版の対応周波数もご紹介する。

Xperia 1 III(左)とXperia 5 III(右)

NTTドコモ

 ドコモで取り扱われる「Xperia 5 III SO-53B」は、SIMロックがかかっていない状態で提供される。eSIMは非対応。

 対応周波数は、5Gがn78(3.7GHz)、n79(4.5GHz)。

 4Gがバンド1、3、4、5、7、12、13、19、21、28、38、39、40、41、42に対応する。

au

 auで取り扱われる「Xperia 5 III SOG05」も、SIMロックがかかっていない状態で提供される。こちらもeSIMには対応していない。

 対応周波数は、5Gがn28(700MHz)、n77(3.7GHz)、n78(3.5GHz、3.7GHz)。

 4Gについては、1(2GHz)、3(1.7GHz)、11(1.5GHz)、18/26(800MHz)、28(700MHz)、42(3.5GHz)をサポートする。

ソフトバンク

 ソフトバンクで扱われるXperia 5 IIIにもSIMロックはかかっておらず、eSIMには非対応。

 対応周波数は、5Gがn3(1.7GHz)、n28(700MHz)、n77(3.4GHz、3.7GHz)、n78(3.5GHz)。このうちn78は、ソフトバンクでは用いられていない周波数となる。

 4Gでは、1(2.1GHz)、3(1.7GHz)、8(900MHz)、11(1.5GHz)、28(700MHz)、41(2.5GHz)、42(3.5GHz)をサポート。

 海外で使える周波数としては、5Gが非対応、4Gがバンド1、2、3、4、8、12、17、28、38、39、40、42に対応する。

各キャリア版Xperia 5 IIIの対応周波数
キャリア対応周波数
ドコモ5G:n78、n79
4G:1、3、4、5、7、12、13、19、21、28、38、39、40、41、42
au5G:n28、n77、n78
4G:1、3、11、18/26、28、42
ソフトバンク5G:n3、n28、n77、n78
4G:1、2、3、4、8、11、12、17、28、38、39、40、41、42

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