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iOS 14の新機能「ピクチャ・イン・ピクチャ」、iPhoneでも他のアプリを利用しながら動画の視聴が可能に

ピクチャ・イン・ピクチャ機能

 米アップルは6月22日(現地時間)、iPhone向けの新OS「iOS 14」を発表した。(※関連記事)

 今回は「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能について、プレゼンテーションの内容とその概要をあらためて紹介する。

iPhoneでもピクチャ・イン・ピクチャに対応、他のアプリを利用しながら動画を視聴

他のアプリを利用しながら動画再生やFaceTime通話が可能に

 iOS 14で登場した動画の「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能は、他のアプリを利用しながら動画を視聴したり、FaceTime通話が可能になる新機能。動画を再生中にホーム画面に移動するジェスチャー操作を行うと、動画がピクチャ・イン・ピクチャで再生される。

 ピクチャ・イン・ピクチャのウィンドウは、ドラッグして画面上を移動したり、ピンチ操作で拡大・縮小したり、一時停止や全画面表示への切り替えが行える。また、画面外にスワイプするとウィンドウは最小化されるが、音声の再生は継続さされる。

画面外にスワイプすると最小化。音声の再生は継続される

 FaceTime通話のピクチャ・イン・ピクチャにも対応した。これまで音声のみがバックグラウンドで再生されていたが、iOS 14では、相手の画面を表示した状態で通話を継続できるようになる。

FaceTime通話は相手の画面を表示した状態で通話を継続できるように

 なお、iPadはすでにピクチャ・イン・ピクチャ機能に対応している。