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「誰の利益にもならない」、ファーウェイが米政府の対応に声明

 ファーウェイは、同社のWebサイトで「米大統領令署名に対するファーウェイからのステートメント」「米商務省による当社のエンティティーリスト追加発表に関するファーウェイからのステートメント」と題した声明を発表した。

 これらの声明は、米企業からの部品購入などが規制される「エンティティーリスト」に同社が追加されたことや、一連の米国企業によるファーウェイ製品の調達を制限する大統領令の発表を受けて、決定に反対するとともに米国政府と協議し解決を図る意志を示したもの。

 声明文では、取引先である米国企業への経済的な打撃、5G展開への影響などを挙げ、「(同社の活動を制限することは)誰の利益にもならない」と訴えている。