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au、車載型や可搬型の基地局を展開へ【北海道胆振東部地震】

 KDDIは、北海道胆振東部地震を受け、auのサービスエリア対策の一環として、車載基地局や可搬型の基地局を道内に展開する。

KDDIの車載基地局(2018年3月の訓練時に撮影)

 具体的な展開先や時期はまだ未定とのこと。

 auの基地局にはバッテリーが用意されており、停電していても数時間~24時間は稼働する。停電が長期化した場合に備え、一部の基地局に対しては、ポータブルの発電機を持ち込み、稼働させていく方針。なお、通常よりも広範囲なエリアをカバーする大ゾーン基地局は、auの場合、北海道内には導入していないとのこと。

 auのサービスエリアが現在どこで使えるか、復旧エリアマップで案内されており、地図上で確認できる。ただ本稿執筆時点では、復旧エリアマップの更新時間は6日5時となっている。

ソフトバンクも対応検討

 ソフトバンクによれば、基地局のバッテリーは最大24時間程度とのこと。車載基地局や、発電機の運用などあらゆる手段を、現在検討・準備中という。なおソフトバンクでは大ゾーン基地局は運用していない。