みんなのケータイ

「AQUOS sense6」と「AQUOS sense5G」のカメラで撮って見比べてみる

【AQUOS sense6】

 あけましておめでとうございます。筆者がケータイ Watch編集部に加わったのは昨年6月のことでしたが、この半年間は濃くて長かったような、一方であっという間だったような、なんだか不思議な感覚です。

 今回は「AQUOS sense6」と「AQUOS sense5G」の外観を比較した前回の記事に引き続き、両機種のカメラで写真を撮り比べてみたという記事をお届けします。

 先にお伝えしておきますが、結果的に「筆者は違いを感覚的にしか説明できない(=詳しく言及できるほどカメラに精通していない)」ということになってしまいました。

 個人的な反省は記事の最後に書くとして、両機種の作例を並べたうえで筆者コメントは最小限にとどめていますので、のんびりと写真を眺めていただければ幸いです。

左:sense6、右:sense5G

アウトカメラのスペックについて

 sense6とsense5Gのアウトカメラは本当によく似た見た目ですが、スペックはやや異なります。

 主な相違点としては標準カメラの画素数が挙げられ、sense5Gは約1200万画素だったのに対し、sense6では約4800万画素に。また、画質エンジンに関しても、sense6はバージョンアップされた「ProPix3」を搭載しています。

アウトカメラの基本スペック
sense6sense5G
広角約800万画素(F値2.4、画角120度)約1,200万画素(F値2.4、画角121度)
標準約4,800万画素(F値1.8、画角79度)約1,200万画素(F値2.0、画角83度)
望遠約800万画素(F値2.4、画角45度)約800万画素(F値2.4、画角45度)
画質エンジンProPix3ProPix2

作例紹介

 ではさっそく、作例紹介に移りましょう。以下、記事内でご紹介している写真に関しては、すべてタップorクリックで元ファイルへアクセスできます。

赤いもの

 まずは「色がはっきりしているものなら違いがよくわかるかな」と思って撮った「赤いもの」シリーズからお届けします。

sense6
sense5G

 神社の鳥居を撮ってみたところ、「sense6のほうが赤がちょっと濃いめに出ているかな」という印象でした。

 続いて、公園の遊具や植物にカメラを向けてみたのがこちら。

sense6
sense5G
sense6
sense5G

 赤い色の描写に関しては、sense6のほうが少し落ち着いていて、sense5Gはややビビッドに出る印象を受けました。

光るもの

 クリスマスを少し過ぎてもイルミネーションが灯っていて、「(作例に使えるから)ありがたいなあ」と思って写真を撮ってみました。

sense6
sense5G

 sense6に比べて、sense5Gで撮った写真は少し青色が強いような気がします。

広角

 続いて、広角レンズで撮った作例をご紹介。

sense6
sense5G

 広角レンズで撮影できる範囲はほぼ一緒。sense5Gのほうが空の青色がはっきりしていて、“インスタ映え”しそうなのはこちらかもしれません。

望遠

 最後に、望遠レンズ(2倍)を使って撮り比べてみた写真をご紹介します。

sense6
sense5G

 どちらの写真でも、時計の文字盤はしっかり読み取れます。広角レンズのときと同様、空の色は割と大きく異なっていて、sense6の青色のほうが繊細な感じがします。

2022年の目標

 今回の「みんなのケータイ」を書くにあたって「そうだ、カメラの比較をしよう」と思って撮り比べてみたのですが、違いをはっきりとした言葉にできず、知識不足を痛感。

 「この写真はノイズが~」「こっちはホワイトバランスが~」というような感じで、しっかりと評価ができれば良かったのですが……。

 思えば、10月の「『Pixel 6』で撮影してみた」記事でも「ちなみに筆者はカメラ初心者」と書いていて、カメラに関してはそこから進歩していないような気がします。ということで、2022年の個人的な目標は「カメラにもっと詳しくなること」に決めました。

 皆さんに有益な情報をお届けできるよう、新年もベストを尽くしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします!