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外観からは想像できないあまりの店内の美しさに、おののき、また、感動しました。
思わず背筋が伸びるような、本当に素敵なお店です。


最寄り駅は大阪メトロ四つ橋線の北加賀屋駅。
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あちこちで店名がアルファベット表記(フランス語?)になっていることや山本珈琲の看板の雰囲気から、どちらかというと新しめのカフェっぽいお店なのかしらと入る前は思ったんですよね。
とはいえ近付いてみると、窓のアイアン飾りが洒落ていますし、扉や窓枠なんかは年季が入った感じがして素敵です。


扉を開くと薄暗い美しい空間が広がっていて、予想外だった故に衝撃を受けました。
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店名通りのランプのような照明が、柔らかく暖かみのある光で照らし出す店内は、ただただ美しくって息を呑む。
これは……ちょっとあまりに好みすぎて、ですね。いや、個人的な好みを抜きにしても、素晴らしくはありませんかね。
一番に目を惹くのは、椅子かな。しっかりとした高さのある背もたれのデザインが凄く素敵です。
深紅の天鵞絨の座面と相まって、格調高く美しい代物だと思うの。
因みに、カウンタのものもテーブル席のものもデザインは同じなのですが、机の高さが違うので座面の高さも異なっていると伺いました。
美しさだけでなく、居心地の良さをきちんと考えて設計されていることに大いに感動する。
外で見て素敵だと思った窓のアイアン飾りは、店内から外光を透かして見るとよりいっそう魅力的で、うっとりしちゃう。


あちこち素敵なので、ゆっくり紹介していきます。まずは、カウンタ。
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カウンタの中には大きな飾り棚があり、そこには様々なデザインの珈琲カップや人形、そしてランプが飾られていて、素晴らしい眺めです。
北加賀屋は造船所がかつてあったのですが、解体する船からもらい受けたランプなんかもあるそうです。
あちこちを旅してきたランプが、今はひっそりと喫茶店を彩っているだなんて、ロマンチックですわねぇ。
冷蔵庫に貼られた、古い山本珈琲のポスターもお洒落で素敵! 海外のカフェでの一場面でしょうか。
壁の質感も良いなあ。元は灰色だったと伺いました。煤けてとても良い風合いになっています。


テーブル席は、ゆったりと使えるのでとても贅沢な感じがしました。
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壁に飾られている油絵も、雰囲気抜群で好きだなあ。


あちこちにお揃いの照明が使われていました。
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基本部分はお揃いなんだけど、その組み合わせによって場所ごとにパッと見は違ったデザインになっているのが、凝っているなと思う。
装飾品類も、やっぱり素敵だなあ。
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色々お話を伺いながら写真を撮らせていただいていたのですが、お店の方のイチオシは電話ボックスでした。
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取っ手まで優美な、美しい電話ボックスなんですよね。
側面の硝子の模様もとても優美なのですが、これはマイセンのブルーオニオン(だった筈)のデザインを模したものなのだとか。
ブルーオニオンのカップも見せていただき、「確かに一緒だ……!」と、何だかテンションが上がりました。
中も素敵なんですよね。
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花をかたどったクラシカルな照明も、花の絵も、装飾品の葡萄も、とにかく優美で素晴らしい。
佇む電話が赤色なのも、この電話ボックスに似つかわしい美しさ。


先述の椅子に関しては、座面のクッションが経年で駄目になっていったという話も伺いました。
もう在庫がないので、店内のこの数全てを買い換えることはできず、さりとていくつか違うデザインにしてしまうのも興醒めで。
なので座面部分を張り替えてもらうことで、こうして今でも使っているのだとか。
美しい空間への愛情や、自負や誇りを持ってらすことが感じられて、それが何より素敵だなと思うの。


モーニングをいただいたのですが、ゆで玉子は硝子のエッグスタンドでサーブされました。きゃー!
食パンが華やかな薔薇模様の小皿にのって出てきたことにもときめきましたし、ゆで玉子の殻入れにとわざわざ小皿を出して下さったことにも感動します。
極めつけは陶器の塩入れ……! あまりの優雅さに、もううっとりいたしました。
どこまでも美意識が感じられるお店で、本当に素晴らしかったです。
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