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とても好きだった角打ちのこと。


最寄り駅は阪急の十三駅。
東口を出てすぐの、十三東駅前商店街のアーケードを抜けた先に、お店はありました。
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大きな緑色の装テンと、そこに赤字で書かれた「菊正宗」「富貴」の文字がよく目立ちます。大胆な色使いだ。


店内は、カウンタのみ。
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カウンタは店内にL字型になって長く伸びていて、それなりの広さがありました。
カウンタの中にはメニュー短冊が沢山貼られていて、それがとても楽しい眺め。
こういうのをじっくり眺めて、何を頼もうかと考える時間って、ワクワクしちゃう。
角打ちにしては、アテの種類が多かったのが嬉しかったです。
そしてお酒の種類も豊富!ワインや日本酒も色々楽しめました。
私が呑み屋に求めるものは色々あるけれど、こちらはお店の佇まいだとか、お店の方とお客さんが醸成する雰囲気だとか、日本酒とアテの豊富さ、そして安さ・・・何をとっても大満足です。


例えば、日本酒半合とショウガ天で400円しないような、そんな気軽さが、大好きだったんですよね。
喫茶店で珈琲を飲むより、下手したら安いやん。
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ショウガ天は、おでんの出汁でいただくことができて、それがとても美味しかったの。多分毎回頼んでいた気がします。
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・・・写真を見返していたら、呑みたくなってきちゃう。
凝った料理があったわけではないけれど、ちょっと呑むには十分すぎるあれこれが揃っていたわけです。


2019年9月に通常の立呑営業をやめ、その後はライヴがある時のみの営業に切り替わっていたのでした。
(元々週末等に、ジャズライヴなんかをしていたお店だったのです。)
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通常営業が終わる時は凄く悲しかったのですが、そんなわけでその後も何度か寄ることができていたのはありがたいことでした。
それが先日、昨年にライヴ営業も含めて完全閉店になったと知り、今、本当に寂しい気持ちです。
65年の歴史だったみたいですが、確認したら私が初めて行ったのは2015年。
たった6年ほどのお付き合いでしたが、仕事帰りにふらっと寄ったり、人と一緒に呑みに行ったりと、何度も足を運んだ記憶が蘇ります。
十三で一番好きな呑み屋でした。美味しいお酒と居心地の良い時間を、いつもありがとうございました。
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