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京都の人は桜好き

小中学校の シンボルツリーは

銀杏の大木だった

校章が銀杏の葉っぱを

象っていたのは

そこからとったのかもしれない

 

幼稚園は シンボルツリーというよりも

隣が大きな公園で

藤棚とドウダンツツジが綺麗だった

 

高校の シンボルツリーは

欅か楡だか

よくわからない 大木で

桜は 構内の裏に

ひょろっと

一本か二本 植っているだけだった

 

大学では

桜は 武道場の前に 2、3本

部活のお花見は

武道場

 

もちろん

ブルーシートも敷かないし

酒盛りもなし

 

なんとも健全なる

お花見

 

こうしてみると

これまで 通った学校と

桜は あまりご縁がない

 

ところが

京都に来て驚いた

学校という学校

小学校から幼稚園から

高校から

どこもかしこも

桜だらけ

 

そういえば

鴨川も疏水も

川沿いの土手には

桜並木ばかり

 

大きなお屋敷には

決まって 桜の大木

京都の人はどれだけ

桜が 好きなのか

 

そういえば

雪深い北国は

卒業や入学時期に

桜が咲くことはなくって

ほぼ 一ヶ月遅れ

 

だから 子供の頃は

どうして 卒業式に桜?

咲いてなんて いないのにって

思っていたっけ

 

だけど

京都に住んでいると

春と桜が 同じ意味のように

重なって感じられる

 

春になれば

名所に行かなくとも

近所を 散歩しているだけで

目に入ってくる桜

 

見るから 好きなのか

好きだから 植えるのか

どちらでしょ

 

 




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