
私はいつも
「向こう」ってどこよ? 問題に
悩まされている
習い事の 先生のおっしゃる
「向こう」が どこのことだか
今ひとつわからない
お茶で 棗を置く位置を
もう少し「向こう」と 言われ
自分の正面で 少し離す
すると 「むこうよ」と言われ
あっちこっち
数うちゃ当たる的に動かして
そう、そこ と言われるが
どこがどう「そこ」なのか
わからない
いつだって
当てずっぽうだから
その後にも活かせない
舞のお稽古でも
足はもうちょっと「向こう」に出して
なんて言われて
やっぱり
つま先を あっち出し
こっち出し
薄氷の上を 探りながら歩いてるような
へんてこな様子になる
10年以上 京都の
「向こう」を 聞いてきて
さすがにこの頃は
打つ弾の数が
少なくすむようには
なってきた
京都の「向こう」は
言っている人から見た「向こう」
かな??? ちがいます?
もしやこれが
言葉に対する 身体感覚って
やつなのかもしれない
京都の人は
聞き手の方が
話している人の身になって考えて
私が京都前に暮らしてきた 地域では
喋り手が
聞き手の身になって考えて
言葉を発して
言葉を聞く
もしやこれが
言葉に対する 身体感覚って
ことなのかもしれない
いや
言葉への姿勢 と
言った方がいいのかも?
よくわからないけど
何しろ
京都に越してきて 初めの頃は
ほんとうにほんとうに
右往左往だったのだ
それがやっと この頃
(習い事界隈限定かもしれない)
「向こう」が どこか
ぼんやりと予測できるように なったけど
(まだ自信はない)
今度は京都から引っ越して
また
この「向こう」は どっちの「向こう」? 問題に
直面するのではないかしらん? と
心配になっている