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久々読んだファンタジー小説

タイトルは

『カッコーの歌』

www.tsogen.co.jp

 

英国幻想文学大賞を

受賞したという

本作

 

なんで 手に取ったのか

そのきっかけは

すっかり忘れてしまったけれど

 

一旦ページをめくったら

ノンストップで

一気に読み終えてしまった

 

読み始めの 前半1/3は

ボタンの掛け違えどころか

見たことのない形をした

服を前に

袖やボタンを探しながら 奮闘している

そんな しっくりこない状態が

続くのに

 

後半 登場人物が出揃うと

ストーリーは 一気に加速

新しい世界が目の前に

ラクリヒントと共に

ばーんと 見渡す限り広がって

そして エンディングに向かって

見事に集約する

 

聞いたことのある

もしくは 読んだことのある

言い伝え? が 元になっているけど

ハーディングは そこに

これまでにない方向から

スポットライトを当てて

新しい キャラクターを創造した

 

主人公の キャラクター設定 自体は

プロトタイプと

言えないことも ないけれど

一癖も二癖もある

登場人物たちとの関係性が

秀逸

 

そして ハーディングの使う

比喩も独特で

イメージ可能と 不可能との狭間を

すっと指し示すような

技巧的な美しさがあって

癖になりそう

 

ハーディングの他の作品も

読んでみたくなって

『嘘の木』を 図書館で予約した

 




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