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長堂英吉(ながどうえいきち)「ランタナの花の咲く頃に」感想

 沖縄の作家・長堂英吉が2020年に87歳で死んでいたことに気づいたので、その出世作ランタナの花の咲く頃に』(新潮社)を読んでみた。これは1990年の新潮新人賞受賞作で、当時長堂は58歳である。のち『黄色(ちいる)軍艦』で、66歳にして芸術選奨新人賞を受賞している。しかも「ランタナ」より前に『海燕』に短篇を載せた経験もあり、著書もあった。

 「ランタナ」は、知的に遅滞のある青年が妻を見つけようとし、周囲の人が心配してお見合いをさせ、やっと承知してくれた女がいるのだが、どうやらもと売春婦らしいし、支度金を持って逃げてしまうのではないかとやきもきするという、一種暗い話で、昔の新潮新人賞はこういうのが多く、とっても有名にはなれないなどと言われていた。今ではこういう作風で、どの新人賞でもとれるかどうかは疑わしいが、私にはやはり、こういうのがちゃんとした文学だなあ、という気持ちにさせられるものだった。

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