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今日入手した本

里見清一「医師の一分」「医者と患者のコミュニケーション論」

 「新潮45」にあった里見氏の論が面白かったので、買って来た。
 「医師の一分」のほうはあらかた読んでしまった。「私はかなり考えが偏った、クセのある医者である」とみずから言っているが、あまりそばにいてほしくないタイプのひとであろうと思う。言っていることは、わたくしの考えと重なる部分も多いのだが、異なるのが里見氏(ペンネームらしい)が自分の医療観が正しいと思っているように感じられる点で、心臓の最先端の手術を10時間以上をかけてする医者と、外来で高齢者の話をきくのが主な仕事の医者を同じ医者というくくりで論じるのは無理だと思う。心臓外科の手術の権威がたとえ患者とうまくコミュニケーションをとれないひとであっても、手術がうまくいって患者の命が助かるのであればそれでいいのだと思う。わたくしは自分のような医者もいてもいい(あるいは許される)のかなとは思っているが、医者がわたくしのような人間ばかりになったら絶対に困るとも思っている。多様性が必要なので、現在の医療が単方向に行きがちであるところに別の視点を持ち込んで、世の硬直を和らげるというのはいいと思うが、親切だが腕の悪い歯科医ばかりが世にはびこったら困ることになる。痛みをとってほしいと思ってわれわれは歯科にいくわけである。懇切丁寧な説明などはどうでもいいから、とにかく痛みを何とかしてくれ! 里見氏は同じ流儀で「死にたくない! 死なないようにしてくれ!」といっているような患者が増えてきたということを言っているのだとは思うが。
 
熊谷徹「日本とドイツ ふたつの「戦後」

 最近のドイツへの関心から。どこかできいた著者名だなと思ったら、最近読んだ「ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか」の著者だった。
 
古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち」

 産業医という仕事をしていると最近の若い人たちは大変な時代をこれから生きていくことになるのだなと思うことが多い。しかし若い人自身はあまりそう思ってもいないのかなと感じることも多い。それでこういうタイトルを見て、読んでみようかと思った。著者も30歳くらいと(わたくしから見れば)とても若い方のようである。




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