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サマセット・モーム「女ごころ」

 
 モームの中編小説。小説だけれども劇にも出来そうな感じ。モームは劇作もしていたのではないだろうか?
 いわゆる well made play である。小説だと、まさに通俗小説。でも小説というのはこういうものなのだろうと思う。そして、小説の世界をつくるためには階級の存在が不可欠ということを本書を読むとつくづくと感じる。
 これを読んでいてさかんに想起したのが「風と共に去りぬ」で、主人公のメアリーが少しは頭のいいスカーレット、ローリーが金のないレット・バトラー、エドガー卿が金のあるアシュレィ。
 とにかく偽善ということがないところでは小説など作れないことがよくわかる。「紳士」がいなければ小説もない。男のロマンチシズムと女のリアリズムが小説をつくる。
 面白かった。
 




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