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今日入手した本

 偶然書店でみつけた本。
 著者の本は以前「ギリシャの神々とコピーライト」という本を読んだことがある。
 著者は国際結婚をしていて、その過程で日本とアメリカでの戸籍についての見方の根源的な違いを痛感することがあったらしい。そのような目で見ると丸谷氏の小説や評論がわたくしなどとはまったく違ったものとして見えてくるらしい。
 そして丸谷氏にもそのような戸籍へのこだわりがあるのではないか、というように著者には見えるということが本書を執筆させたということのようである。そして戸籍が戦前の日本では徴兵制度と深く結びついていたということが、徴兵忌避者を主人公とした「笹まくら」や、国家と個人との関わりを描く「たつた一人の反乱」や「裏声で歌へ君が代」を書かせたというようなことが本書のテーマになっているらしい。
 今まで丸谷氏の小説や評論をそのような観点で考えたことはなかったので、いろいろと考えさせられる。いわば丸谷氏を普遍派ではなく、歴史派として読むという試みのようである。日本の昔の小説を読んでいると、家あるいは家名あるいは家督ということの重さが至るところで感じられる。旧民法は家制度の上に成立し、今の民法ではそれが一掃された。明治期に輸入された西洋とその属性たる個人というのは何よりも「家」に対立するものとしてあったのかもしれない。




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