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「質問」より「相談」

何か分からないことを聞く場面で「質問」よりも「相談」という言葉を意識的に使うようにしている。

よくあるのが、新機能の開発中に不明点が出てきた場合。 例えば、 UI を実装しようとしたらデザイナーが作成した Figma に必要なパターンがなかった時。

「ちょっと質問いいですか?この場合の表示ってどうなりますか?」

PdM が考えた仕様が曖昧で意図が分からないこともある。

「質問なんですが、この場合ってどういう挙動をするのが正しいですか?」

バックエンド開発者が考えた API に微妙に UI とミスマッチだった時も。

「質問、このフィールドが nullable なのは何故ですか?」

まあ誰に何を聞いたとしても「ああ確かにそのパターンはどうしようかねぇ」としばらく考えた後、なんとか答えを捻り出してくれる。

このように、分からないことを聞くことはよくあるので一見すると何も問題ないのだが、冷静になって考えるとこういう場面で「質問」するというのは変な話だ。 そもそも「質問」というのは、相手が答えを知っており、自分はその答えを教えてもらうという場面で使う言葉だ。 ところが新機能の開発において最初から答えを知っている人は誰もいない。 だから回答者は質問者に代わって答えを考えて判断をしてくれていることになる。 その人だって別に完璧な判断が出来るわけじゃないし間違うこともある。質問者と同様の不安の中で答えを出しているのだ。

こういう場面で「質問」するということは、「自分には判断能力がないので考える気はありません」「相手に 100% 判断を任せるので責任を取ってね」と宣言することと等しい。 アルバイトとかなら別に良いが、チームで一緒に働いていて「誰かが考える役をやって自分はそれに従う役」というマインドになっているのは良くない。 良くないのだが、各領域に専門性を持った職種の人が集まっているとどうしても「これを考えるのはこの人の役」というマインドに陥りがちだ。 これを続けていると、どんどん相手に力を吸い取られ、自分はただの作業員に成り下がってしまう。

そこで、「質問」の代わりに使いたい言葉が「相談」だ。 言葉を「相談」に変えるだけでマインドが変わり、途端に相手と対等な立場で議論している感覚になるので不思議だ。 こういう小さなところからオーナーシップは育つのではないだろうか。 まあ本当に「質問」の時は「質問」で別にいいのだが、「相談」すべきところで「質問」していたら、ちょっと気をつけて「相談」と言い換えてみたい。




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