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見逃さないで。今そこにある幸せ



『泣かないで、くまくん』(1995年)
アン-マドレイヌ・シェロット作・絵 菱木晃子訳 徳間書店
EN BJORNBERA TTELSE 1986


スウェーデンの文字多めの絵本を、児童文学の形に作りなおして翻訳されたもの。残念ながら、絶版のようなので、ぜひ図書館で。

小学校低学年・中学年向けの幼年童話のカテゴリーですが、不覚にも最後はホロリと来てしまいました。いわゆる泣ける話というのともちょっと違うのですが、せいいっぱい生きてるくまちゃん、本当の自分の気持ちに気付くところに、わーん、くまちゃーんって。

内容は、公園に置き去られた、ぬいぐるみのくまくんのお話。
置き去られたというか、外の世界が見たくて自分で、隠れてもぐりこんだものの、気づいてもらえずそのまま・・・。ところが、なんと驚くことに、同じように置き去られたおもちゃたちが暮らす、とっても楽しいコミュニティがあったんですね。それが、切りかぶの家。

この切りかぶの家がワクワクするんですよ~。見てくださいコレ↓



ドラえもんで、部屋がほしいというのび太に、地下にこんな感じの自分だけの秘密基地作るっていう話があって、めちゃめちゃワクワクしたのを思い出しました。

このおもちゃたちの家、何よりも、住人たちが、互いを思いやって暮らしているところがいいの。
くまくんは、持ち主のオスカルとエンマが探しに来ると信じて、毎日のように置き去りにされた砂場に通うんですね。ところが、似たような経験をしてきた、ほかのおもちゃたちはもう迎えが来ないことを知っているんです。だから、ちょっと切ない。それでも、くまくんのしたいようにさせてあげます。くまくんが納得いくまで、いつでも帰ってこれるように迎えの姿勢で。見守るってこういことなんだなあ。

Amazonのレビューで

今置かれた場所で、仲間と助け合って幸せを見つけよう・・・そんな人生へのメッセージを感じる

と書かれていた方がいました。
自分でもうすうすともう(持ち主から)必要とされていない、と分かってるのかもしれません。でも、認めたくないから執着しちゃう。
執着しちゃうとね、“いまある幸せ”に気づきにくくなっちゃう。“いまそこにある幸せ”に目を向けたい。

子育てにもこんな日が来るのかも、ってチラっと思いました。
子どもたちが母(自分)を必要としなくなったとき、私も軽やかに見送り、そのとき自分を必要としてくれる仲間を大切にできたらいいなと思います。





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