
昨日で学校も終わり今日から春休みです
学校も終了したことだし、特別なランチが食べたいと言い出す次男。特別って何かと思いきやリクエストは・・・パンケーキ。え?そんなんでいいんですかい!?
美味しい美味しいと大好評だったレシピは白崎茶会のレシピから↑。卵も牛乳も使わなくてもコクもあってちゃあんと美味しい。粉のおいしさをかみしめる感じ。
で、私の分にはこのレシピにシナモンとナツメグを追加します・・・そう、この本を読んで以来↓

『ミンティたちの森のかくれ家』キャロル・ライリー・ブリンク作 谷口由美子訳 文渓堂
これぞ大人が子どもに安心して手渡せる良書という感じ。大人が読むと少々物足りないところもあるのだけれど、ウィスコンシンの森が舞台なところもいい!そして、中村悦子さんの挿絵もまたいいんですよねえ(写真右は原書版)。ポカポカした気持ちになりたいときにおすすめの一冊。
ここにしょっちゅう出てきてこの物語の大きな鍵を握るのがパンケーキなのですが、そこにナツメグが入っているんです。読み終わった後むしょうにパンケーキが食べたくなるので、材料を用意してからお読みください。
【あらすじ】
1930年の大恐慌時代のアメリカ。失業したパパとその子どもたち、ミンティとエッグズは、町を出て、伯母のところにむかいます。ところが、その途中、車が故障。先へ進むことができなくなってしまったミンティたちは、そこで見つけた誰かの別荘でひと冬こっそりとすごっせてもらうことにするのですが、そこへ医者を志す家出少年ジョーが現れたり、吹雪の中に謎の親子が現れて・・・。
ここに出てくるパパなのですが、びっくりするくらい楽天的で、ちょいとイラっと来ます(笑)。だって、真面目な娘がどうやって別荘を貸してもらっているお金を払おうかと頭を悩まし、勝手に使っていることで罪悪感で押しつぶされそうになっているのに、釣りして詩なんぞ口ずさんでカントリーライフを謳歌してるんですから。でも、子どもたちからちゃんと尊敬されているところを見ると、このパパさん憎めない人柄なのかな。このパパさんにかかると空き家を拝借してなぜ悪い?という気分になるから不思議。けど、ここで全員が開き直ってしまうのではなく、ミンティのようにちゃあんと罪悪感おぼえたり、責任を果たしたいと思う子もいるからほっとします。田舎暮らしの様子も魅力的!
吹雪の中謎の親子が現れるところは、ドキドキハラハラ。ミンティの観察力にも感心しますが、色んなことが辻褄が合い始めて、人間の思い込みってコワイなあということにも気づかされます。
ミンティはこの親子をラジオで流された逃亡した強盗2人組だと思うのですが、そこで素晴らしかったのは「人は幸せな時には悪いことをしないものだ」と思い、できるだけこの親子と楽しい時を持とうとするんです。ミンティいい子!!!
そして、ミンティたちの考え出した楽しいことのワクワクすること。「つまらないことをとびきりおもしろくして、それを一生懸命することが、どんなに愉快か」と。たった二人の大人の観客のために芝居のチケットプログラムまで発行したり、新聞作っちゃったり。やった、やった、小さい頃こういうの!と~っても懐かしい気持ちになりました。読み聞かせてあげるのなら小学校低学年からでもいけるかも。中高生でも楽しめると思います♪