
虹染めをしました。染め上がり満足
干しているだけで、ふんわりした気持ちになります
がっ!!!
青く染まった自分の手を見てハッ。洗っても洗っても落ちないではないか
そうだ、前回虹染めしたきは、手袋してたんだった~。すっかり忘れてた
青い青い私の指・・・この手を料理するのってなんか健康に悪そうだなあ。
でも、この指どこかで・・・
そうだ!青い指!!!『きつねの窓』!!!

大好きな大好きな安房直子さんの短編集の中に『きつねの窓』という美しくてちょっぴり切ないお話があります。
ききょうで指を青く染めて、染められた四本の指でひし形の窓を作ると、もう見ることのできない懐かしい思い出の世界が広がるというもの。『南の島の魔法の話』(講談社文庫)という短編集中におさめられています。余談ですが、久々に本を開いてみてびっくり。字、小っちゃっ!
安房直子さんの短編集は同級生からすすめられて高校時代にはまりました。文庫本だったこともあって、「子どもの本」という認識はなく、ただただその世界に引き込まれました。安房直子さんのお話は確かに子どものお話かもしれないし、短い。けれど、絵本には合わない気がします。絵本は絵による表現が大きくて、言葉はそぎ落とされるけれど、安房直子さんの紡がれる言葉とその世界観が美しくてずっと聞いていたい感じ。美しいけれど、どこかちょっとぞっとするのが安房直子さんのお話。
上橋菜穂子さんと安房直子さんの物語を読むと、この感覚が分かる日本人に生まれてよかったあ、としみじみ思う。
安房直子さんの物語はふと一人になったとき、あちら側の異世界へすうっと行けてしまうんですね。それがとても自然で。もしかして、こういうことがあるのかもしれない、孤独も必要なんだと思わせてしまう。
安房直子さんは50歳という若さで亡くなられているのだけれど、私にとっては熊に襲われて亡くなられた星野道夫さんと安房直子さんは死への旅立ち方が似てるなあと思うのです。二人とも自分の描いた世界へポンと行ってしまったのだなあ、と。そして、伝説に・・・。
安房直子さんの物語はずっと手元に置いておきたい宝物の本の一つです。