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エミリー・グラヴェット講演会

イギリスの絵本作家 エミリー・グラヴェット講演会@国際子ども図書館

に行ってまいりました~。以前なら気おくれしていけなかった。だって、無職だし、ただの主婦だし。
それは、今も何ら変わってないのだけれど、なんとなく「司書課程勉強中です♪」という事実があるだけで、顔を出す権利を得たような!?自分の気持ちの問題だけなのだけれど 司書勉強仲間三人で参戦したのですが、講演会の前に谷根千散歩~。←な~んて書いてますが、谷根千って言葉知らなかったくらい情報に疎い私でした。
ビルの谷間に点在するレトロなお店。めったに上京することのないおのぼりさんの私は、日本に旅行に来ているガイジンさん気分。子連れで遠のいていた雑貨屋さんをたくさんのぞけて楽しかったあ
さすが芸大生の町です。で、昔の東ドイツの絵本というこの子を連れて帰ることにしました↓



言葉はドイツ語で読めないけれど、鳥に優しい子といじわるな子のとても分かりやすいお話(笑)。どうもうちの子とかぶっちゃってね、いじわるな方が。

司書勉強仲間と子どもと本について語りあい、あっという間に講演会の時間。

  

ケイト・グリーナウェイ賞を受賞しているエミリー・グラヴェットさんは本国ではたくさん出版しているけれど、日本ではまだ三冊ほど。冊子という構造を最大限に活かし、仕掛け絵本のような楽しい工夫のある本をたくさん出版されています。

でもね、何よりも面白かったのは彼女の人生。本気で魔女になろうとしていた幼少期。絵を描くのは好きだけれど、壁にかかったアート(抽象画)はどうも理解できない。だから美大に行かないことを決めただけでなく、ついでに学校もやめちゃえ~(笑)、家も出ちゃえ~(笑)、と16歳でニューエイジグループへ。それから子どもが生まれるまでの8年間バスに住んで移動しながら農場や果樹園で働いていたそうです。想像しうる限りの悪いことは全部やったとか。

いやあ、こういう話を聞くと毎回安心します。うちの荒れまくっていた(←希望的過去形)長男も将来どんな大物になってくれるのかと。エミリーさんね、いまではとっても普通のチャーミングな43歳。アースデイ系の恰好をしているわけでもなく、ふつうの白黒ボーダーシャツにふつうのロングフレアスカート。髪型だって、昔のドレッドではなくふつうのショートカット。「ふつう」を強調しましたが、今のエミリーさん見る限りそんな過去は想像できない。

そんないまやふつうの彼女、バスで回ってる間も絵だけはずーっと描き続けていたそうです。転機は出産。自分が汚れるのは気にしないけれど、赤ちゃんはちゃんとした家の中で育てたい、そう思った自分の心に忠実に生活スタイルをいっぺんさせるのです。そう、エミリーさんってすごく自分の直感や心に忠実だなあって感じました。だから流れに身を任せる。「こうであるべき」ではなく、「こうしたい」で生きてきた人。だからね、やりたいことが見つかったらちゃあんと軌道修正できるの、たとえ道を外れる時期があったとしても。
夫が配管工の仕事につくために大学に行きなおすにあたり、そこに一年間のアートコースがあることを知って受けるエミリーさん。一年では物足りず、29歳で改めて美大へ。「好き」が見つかれば人は強い!!!「好き」が見つかればいくらでも努力できる。逆にいえば、好きでなければ力が入らないのも当たり前というわけですな。

さて、このデジタル時代において、彼女は絵本はとても重要な役割を果たしているといいます。読み手である大人、聞き手である子ども、そして絵本のこの三角形がデジタルではない、リアルなつながり、リアルな所有感覚を持たせることができる、と。そして、絵本はストーリーを読み手が付けくわえることができる、とも言います。書かれている文と挿絵が全く違うことがある、この絵と文の関係をどう結ぶか、どう共感するか、その解釈は読み手次第、読み手にゆだねられているんですね。視覚から何かを読み取る重要性を強調していました。絵本には想像の余地があるんです。

絵本を読むと「こんなの現実でありえない!」という感想がエミリーさんのところにも来るそうです。でもね、ゲームの世界だって遊んでいるうちに飛んでる気分になったりするでしょう?絵本だって同じで“遊び心”が大事だ、ってエミリーさんは言います。
   「空想の世界は現実よりも広いのよ」
と。わ~、私の中で何かが羽ばたいた。どう、いつもの感覚から飛び立つことができるか、それが絵本なんだ、って。
早く文字だけの本に移行するようにと強調されがちだけれど、絵本はもっともっと長く読まれてもいい、そうおっしゃってました。同感です。



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