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【ウズタマ】あらすじと感想 小学館

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「私たちは、何をもって【家族】となるのか」

 

この一文を見て読んでみたいと手に取りました。

大切にしたい人はいますか?大切にしてくれる人はいますか?

その人は家族ですか?

 

【ウズタマ】あらすじ

松宮周作(28歳)は、シングルマザーの紫織との結婚を前にしたある日、父親から大金の振り込まれた預金通帳を渡される。


自分のために大金を用意してくれた人物は誰なのか。父が脳梗塞で倒れったのをきっかけに、周作はその人物を捜し始める。


辿り着いたのは、25年前に起こったとある傷害致死事件。

 

その事件の被害者は自分の母だった。

 

加害者は、18歳の少年だった。

 

『ウズタマ』 | 額賀澪 公式サイト

 

序章:悪魔が彼の耳元で囁いた

1993年・冬

倒れて動かなくなった1人の女性を見下ろす2人の男性。

1人は松宮将彦35歳、もう1人は18歳の少年。

 

少年は松宮に何かを囁いたのでした。

 

第一章:今度こそ涙を流してしまう

2017年・秋

松宮周作28歳。食品メーカー勤務。

母親とは死別で父親に育てられました。

 

シングルマザーの恋人紫織と結婚の約束をしていましたが、周作の父が脳梗塞で倒れ延期になった状態。

 

父親が脳梗塞で倒れる前、父親は周作に324万円が入った通帳を渡されますが、誰が何のために貯めていたのか、理由を聞かされていませんでした。

 

当時はまた今度帰省した時にでもと呑気に思っていた周作でしたが、その半月後に父親は脳梗塞で倒れ、意識不明の状態が続いているのでした。

 

父親が亡くなってしまったら…家族と呼べる人がいなくなる寂しさと孤独さでいっぱいになった周作は、預金通帳の送り主を探すために、行動に出るのでした。

 

 

第二章:自分ではない誰かの、声がほしい

父親が何かを隠しているのは明らかですが、真相を掴むことが出来ずにいた周作。

 

仕事の傍ら除籍謄本を取り寄せ、ある事件の記事に辿り着きます。

 

そこには、忘れ去られていた母・松宮由美子についてある傷害致死事件の記事が書かれてありました。

 

事件について調べているうちに、友人を通じて元週刊誌の編者と出会う周作。

 

そこで、事件の加害者の名前を教えてもらうのでした。

第三章:謝らないといけないんだ

当時住んでいたと思われる町であるお店に入る周作。

 

店主の話から、遠い昔の記憶が少しだけ思い出されます。

 

事件のこと、父親のこと、犯人のこと、自身のことを含め、父親になる資格があるのかと不安に思う周作。

 

紫織と会って全てを告白した周作に、紫織は子どもがいなかったら、自身も子供中心の生活ではなくて、楽しく過ごせる日があったのかなと母親失格なのかと話します。

 

誰だって完璧じゃない。

 

 

きっと、そうだ。魔が差してしまうことは誰にだってある。

 

それを責めるのは簡単だけど、自分の心に間が差すことを、そのとき自分がどうなるかを、その人は考えていない。

 

あっと言う間に自分が当事者になりえることを。

 

悪いことばかりを考えてしまうと、しんどくなります。

 

完璧を求めようとするのはよそう。

 

紫織の言葉は、そう背中を押してもらえる様な気がします。

 

第四章:俺に復讐しに来たか?

会ってみたいんだ

 

事件の当事者に会おうとする周作。

 

紫織の協力を得て、情報を入手しついに、加害者に会いに行きます。

 

周作は、加害者の口から真相を聞く事が出来るのでしょうか。

 

第五章:ウズラの卵は、ないからな

25年前の加害者と35歳だった父親。

 

彼らのした事は、本当に良かったのでしょうか。

 

当時の記憶で、野菜ラーメンがよく思い出されるのですが、そのラーメンは、サッポロ一番のラーメンを普通に作って、野菜炒めをのっけるだけのラーメンの味。

 

ウズラの卵を1つ乗せるのは、苦手な野菜を食べたご褒美。

 

他人には、たったそれだけの事でも、3歳だった周作にとって唯一の思い出の味。

 

読みながら(今度ラーメンを作る時は、ウズラの卵をのせてみよう)と考えるのでした。

 

第六章:血と水か入り混じった時間

血のつながりだけが家族なのだというなら、家族とは、いったい何なのだろう。

 

大切に思う相手はたとえ血がつながっていなくても、お互いを大切に思う気持ちがあれば、それは家族といえるのかもしれません。

 

終章:なんとなく、わかるでしょ

25年の時を経て、2つの物語が平行して進みます。

 

それにしても、3歳の記憶って忘れるものなんだなぁ…

そういや私も、子どもの頃の記憶ってあんまり覚えていないかも。

 

そして自分を犠牲にしてまで愛する人を守ろうとする。

大切に思う気持ちは嬉しいけれど、自分のことも大切にして欲しい。

 

家族の形は色々あるけれど…

 

周作から見た家族、父親から見た家族、母親から見た家族等々。

 

もし、私が母親の両親だったら。

 

視点を変えると残酷さが違って見えるので真実を知ると、少し恐ろしくも感じます。

 

愛する人を守るための嘘。

誰かを想ってつく優しい嘘。

 

嘘をつくことで誰かの人生が傷つく事にもなる。

 

とても考えさせられる本でした。

 

 




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