
どんなに美しい人もハンサムな人も「おなら」をします。
澄ました顔をしていてもレストルームに入るとトイレから、「プスー」とか「ブー」っと聞こえてきます。
クスっと笑えるものから体のしくみが分かるもの、しりとりや昔ばなし等々。
6回に分けて【おなら】をテーマにした絵本を集めてみました。
おならおうこく
丸山 誠司/ひさかたチャイルド
おとこのこがトイレで「おなら」をすると、「おならおうこく」の王さまがやってきて「すばらしいおならを聞かせてくれたからお礼におなら王国へ招待しよう」とおなら王国へ行く事に。
どんな「おなら」をこいたのか、気になりますね。
おなら王国では、何をするにも「おなら」でいっぱい。
ここは大きな声を出して読んでみると「ぷぷぷ」と笑えること間違いありません。
おならばんざい
作/福田 岩緒絵/福田 岩緒
それは突然やってくる。
「ぷぅっ」。
教室内の生徒の顔が一瞬固まります。
そう、じゅぎょう中だれかが「おなら」をしたのです。
教室じゅうが大さわぎ・・・。
「「おなら」をした子は、ようこです。」
てつおは、名前を皆の前でいいつけた。
好きな子につい、意地悪したくなるあれです。
じゅぎょう中に「おなら」が出る時って、なぜか「しーん」としている時が多いから余計に響くんですよね。
たまたま体調が悪かったかもしれない。
それを皆の前で言われるとやっぱり恥ずかしい。
言われたようこは、思わず泣いてしまいます。
生きているものは、みんな「おなら」をします。
先生と皆は、「おなら」について、話し合います。
するとこんな質問が。
「おなかの赤ちゃんも、「おなら」をするのでしょうか!?」
先生の答えは…
おならくん
ゾーイ・フォースター・ブレイク 著/アダム・ニッケル 絵/よしはらかれん /訳
関西弁を話す「おなら」くんと街を探検する擬音も楽しめる読み聞かせ絵本です。
プスッと出てきた、「おなら」くんは、友達が欲しくて張り切って街に探しに行きます。
「ぷぅ~」っと期待を膨らませ、バスに乗り、カフェに行って。
そんな「おなら」くんが出会ったぴったりの友達とは…?
おならまんざい
長谷川義史著/小学館
「いもくったら「おなら」でたわ~」なんて思っていたら、出てきた「おなら」がしゃべってきた。
しかも「ぼくとまんざいせーへん?」って関西弁で誘ってくる。
そんな誘いに乗るぼくもぼくやけど、なんやわからんまま漫才コンビを組むことになってしもて…
コンビ名は「ラッキーこいたでてきた」
(あほすぎるやろ~)と流れるような関西弁でこれでもかというくらい「おなら」のダジャレがたくさん。
「ほんまアホやなぁ~」と思わず口に出してしまいそうな、くだらないけど面白いやん。
とまぁ、こんな感じの絵本になっています。
さぁ、次はあなたも笑っちゃってください。
おならをならしたい
鈴木のりたけ /作・絵/小学館
おしりのふしぎ【おしりをしりたい】同様、笑って楽しみながら、人間の体の秘密に詳しくなっていく面白くて勉強になるお話。
どうしても、「おしり」や「おなら」などは面白おかしい内容の絵本になってしまいがち。
それがまた面白い。
こちらの本は、「おなら」はなぜ音が出るのかを仲良し3人組が探ります。
おならしりとり
tupera tupera/白泉社
くだらない?けどおもしろい。
子どもも大人も笑顔になれるしりとり絵本です。
ライオンの「おなら」→らくだの「おなら」→ランナーの「おなら」…。エンドレスな「おなら」のしりとり。
前回の大人気絵本「うんこしりとり」の後に出た絵本。
こんどは「おなら」が止まらない!?
(なんでやねん)と言いたくなるくらい、みんなでもっと「おなら」を出しきろう!
前回は「こ」で終わるシリーズでしたが、今回は「ら」です。
マンドリルおじさんのおなら
河辺 花衣 作/寺島 ゆか 絵/文溪堂
マンドリルおじさんは悩んでいました。
最近くさい「おなら」が止まらないせいで、みんなと遊べないからです。
心配した 子ぞうが、「「おなら」なんて、みんな くさいから、きにしなくて だいじょうぶだよ!」と慰めてくれるのですが、実際マンドリルおじさんの「おなら」は嗅ぐと、メチャクチャ臭い…
「おなら」をしたときのぞうの今にも気絶しそうな表情もおもしろい。
けれどもやさしい子ぞうは、「たまっている 「おなら」が ぜんぶ でちゃえば、きっと もう でなくなるよ!」と励まして、「おなら」を出し切ることを勧めます。
実際「おなら」を我慢する事は良くないので、出した方がいいのですが。
やさしい子ぞうです。
やってきた他の動物たちも加わって「ぼくも、からだの なかにある くさい 「おなら」を ぜんぶ そとに だしちゃいたいな」 と、おしりをふりふり、こしをくるくる。
「おならよ おなら、はーやく でろでろ はやくでろ!」
こうやって、他の動物たちが一緒になって「おなら」を出そうとしてくれる姿はなんともいえませんね。
人前で「おなら」を出してしまったら、恥ずかしかったりみんなおもしろがったりするけれど、「おなら」も「おしっこ」も「うんち」も生理現象で出す当たり前のこと。
だから、はずかしがったりせずに、当たり前に一緒になってだそうとしてくれるところにとても温かみを感じました。
でちゃったときは
織田 道代 作/ くわざわ ゆうこ 絵/ フレーベル館
黄色い表紙でにっこりほほえむイラストがかわいい。
「おなら」が「ぷっ」と出ちゃったときはリンリンとベルを鳴らしてプリンにしちゃおうなんて、とてもかわいい発想。
「おなら」の音をいろんなものに変えちゃいます。
「おなら」を楽しくごまかしちゃおうという明るく前向きな言葉に思わず(はーい)と言ってしまいそう。
赤ちゃんえほんではありますが、思わず笑ってしまう言葉遊びに、大人も楽しめますよ。
読みながら、親子で「ぷぷっ」と吹き出してしまう可愛らしくて笑える「おなら」の絵本。
こんな風に笑って楽しみながら、言葉遊びにもなり、更には「おならはみんながするもの」と明るく伝えられたら、なんどもなんども読んでしまいますね。
読んで笑って気づける絵本です。
おならのしゃもじ
小沢正 作/ 田島 征三 絵/ 教育画劇
貧乏な若者が神だのみ。
すると、赤と黒のしゃもじと一緒に不思議な不思議な天の声が…。
「おなら」を出す赤いしゃもじと、「おなら」を止める黒いしゃもじを手に入れた若者。
しゃもじを使って人助けをします。
その「おなら」の出方がとてもおもしろいのです。
「ぷっぷくぷう とっぴりぴん」
食べた物が「おなら」で出るのでしょうか?
人や動物で「おなら」の食べ物が変わったり、刀を振り上げているおさむらいをおならでこらしめたりします。
最後にはなんと!?
おならをしたかかさま
水谷章三 作/太田 大八 絵/ ほるぷ出版
殿さまがたくさんの人をよんで酒盛りをしていました。
夜中になっておなかの大きい奥方は、おもわず「おなら」をしてしまいます。
殿さまはおこって、奥方を島にながしてしまいます。
「おなら」しただけで、「なんでやねん」って思いますが…
流れ着いた場所は、貧しいけれど心豊かな海辺の村の人たちに心温まります。
奥方様が小さな家を借りて、男の子を生んだところに村の人たちが魚を届けに来てくれるところは、人っていいなぁと思うのではないでしょうか。
最後は息子が仲立ちになるのですが、そんな簡単にえーのん?と感じる女性も多いかもしれません。
やきいもするぞ
おくはら ゆめ 作/ゴブリン書房
森の動物たちは、焼き芋に夢中!
焼き芋、おいしいですよねぇ~(私も仲間にいれてぇ~)とつい参加したくなります。
お腹いっぱい食べたあとは「おなら大会」のはじまりです。
かわいい「おなら」、元気な「おなら」、おどりたくなる「おなら」、いろんな「おなら」のオンパレード。
そしてついに「あの方」もあらわれます。
鍋奉行ならぬ、焼き芋奉行のイノシシが焼き具合チェック。
メッチャ厳しそうです。
焼き芋に舌鼓を打つ動物達。
怖いけど、焼き芋奉行ってメチャクチャおいしそうに焼いてくれそう。
またみんな美味しそうに食べるので、こちらも焼き芋が食べたくなります。
そして、お次は「おならたいかいするぞ エイエイオー!」
実際はそんなんいらんけど、読んでるとおもしろい。
妙に説得のあるおならの数々に、子どもたちは大喜びすることまちがいなし。
温かみのある絵本と合わせて、焼き芋を準備したくなります。
寒い冬におすすめです。