
関西弁を使ったおすすめの絵本9回目です。
関西弁が持つ魅力ってなんやろ?
一見怖そうな本でも関西弁に訳されると、ほんわりとしたり、なんかこう暖かな感じがします。
関西弁を使う人もそうでない人も、関西弁を使った絵本でほっこりしていってな~
ゆびたこ
くせ さなえ ポプラ社
もうすぐ1年生になる「わたし」は ゆびしゃぶりが やめられません。
「すうたら だめ」
っておかあさんに言われてほうたい まかれ、
「あんたの ためやで」
とおねえちゃんに わさび ぬられて
「しょうがっこうで ゆび すうてる こは いーひんで」
とおとうさんに いちじかん おせっきょうされて…
そしたら、ある日親指にできた「ゆびたこ」がとつぜんしゃべりかけてきた。
しかも関西弁で!?
「あんたがいっぱい吸うてくれたから、こんなに成長できたわ。これからも、もっと指しゃぶりして、わいのこと大きくしてや~」
指しゃぶりをやめたいと思っているのに、やめられない子。
どうしたらやめられるのか悩んでいる子。
無事に辞められた子。
いろんな子がいるけれど、心配しなくてもだいじょうぶ。
かならず、ゆびたこがおいしくないと言う日がきます。
関西弁で話す指たこがおもしろいです。
あんま、しんぱいしなや~
だいじょうぶや!!
おにぎりにはいりたいやつよっといで
岡田よしたか 佼成出版社
前回紹介した「サンドイッチにはさまれたいやつよっといで」のおにぎりバージョン。
おさらのうえで、おにぎりたちが話している内容からはじまります。
「ぼくら 具 入れてもらってないねんなぁ」
「具 ほしいなぁ、みんなで探しに行こか」
はだかのままだと恥ずかしいので、みんなお気に入りの海苔の服を着て自分たちの具を探しに出かけます。
彼らが出かけた先は、海。
(なんで海なん?)と思うのですが。
後から、商店街へと案内されるのですが、みんな元気やなぁと思わず言いたくなってしまいます。
さぁ、彼らはどんな具をおにぎりに入れるのでしょうか。
私も毎日娘におにぎりの具を入れるのですが、おにぎりたちに(もっと具入れて~なぁ)とかって思われてるかも!?
オニのきもだめし
岡田 よしたか 小学館
関西弁で話す食べ物シリーズでおなじみの岡田よしたかさんの絵本です。
(オニに怖いものなんてあんの?)と思っていたら大間違い。
オニだって、気弱いオニもいます。
こちらの絵本は、オニ2人の暗い夜道のきもだめし。
ふたりのオニが夜道を歩いていると、ゆうれいやろくろ首があらわれて、オニたちをこわがらせます。
つぎつぎとおばけに出くわすオニたちの表情と関西弁のやりとりが面白おかしい絵本です。
そうそう、最後にやっと家に辿り着いたふたりのオニに起こったのは!?
ゴリラのおとうちゃん
三浦太郎 こぐま社
「ええてんきやなぁ」
おとうちゃんゴリラがのんびり昼寝していると、子どもがやってきて…
「なぁなぁ おとうちゃん あそんでえなぁ」
えー天気でのんびりウトウトしてたら、子どもがやってくるのは「あるある」ですね。
「しゃーないな。あそんだろ」
「おとうちゃんすべりだい」に、「おとうちゃんひこうき」、「おとうちゃんバイク」、「おとうちゃんたこやき」でくるりんぱ!!
「おとうちゃんのブランコ」も最高や。
「おとうちゃんのぼり」はちょっと痛そうやわ。
「あ~おもろかった」
「もっかい!!もっかい!!」
ゴリラの親子が身体を使って遊ぶ様子が楽しく描かれているので、読みながら同じ事を「やって、やって」とせがまれるかもしれません。
張り切り過ぎて腰を傷めないように、ストレッチをはじめてから読むといいかも!?
シカクさん
マック・バーネット/ジョン・クラッセン クレヨンハウス
「シカクさん!あんたてんさいやわ!いややわぁ しらんかった。
ちょうこくか やったん」
マンマルさんに「ちょうこくか」と言われて、褒めまくられるシカクさん。
「ちょうこくかってなんですのん?」
シカクさんはよくわかっていませんが。
個性ありまくりのサンカクさんとシカクさん、そしてマンマルさんのかたちたち。
ちょっと怖くておもしろい。
マンマルさんが欲しいもの、ちゃんとカタチになるんやろか???