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【生前整理】買物難民と老々介護

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「足腰が弱くなり、こけると命取りになるのでなるべくこけないように、しっかりと歩くようにしてくださいね。」

私の周りには団塊の世代の方がたくさん。

他にも若くして病気で歩行困難になられた方もいます。

生きていると色んな出来事があります。

まさか自分が買物にすら行きにくくなったとは夢にも思わなかったという声も多い中、自宅かホームに入るか迷われている方も少なくありません。

 

買物難民

私は80代や70代の方の話を聞く事が多いのです。

 

よく耳にするのが、身体が思うように動かないので、何をするにも時間がかかるということ。

 

特に足腰が弱いと、買い物に出るのがとても大変だということです。

 

先日はこんな話を聞きました。

※すべて私の経験を基に、旅先や知人の話風景などを交えて、再構成したフィクションになります。

 

久しぶりに古い友人と電話が出来たんだという女性は電話で「会いたいね」と言うと、「もう会えへんわ」と返ってきたそうです。

 

理由は近くを走っていたバスの廃止。

 

最寄り駅までは高齢の足には坂道がほとんどで、遠すぎて歩いては行けないということでした。

 

近くにはスーパーもありません。

 

交通機関もなくなり、今では買物難民になってしまったそうです。

 

また利用していたスーパーで買い物をしたものを運んでくれるサービスも先月から値上げされたそうです。

 

今では少し割高にはなりますが、自宅まで届けてくれる定期便を取っているということでした。

 

70代80代になった私たちには残された時間は限られているのに、身体がついていかず、歩いていきたくても自由に動けないのがもどかしく、情けなく感じるとのことでした。

 

身体が元気なうちに行きたい所や会いたい人に会っておけばよかったと後悔されていました。

 

2025年問題と言われてきましたが、特に行政が動いている様子もなく、お年寄りだからと一括りにされて辛い思いをされている方も多いような気がしました。

 

介護が必要になったら

試練の老々介護

「自宅での介護は共倒れになる危険があるので気をつけてくださいね」知人は診察での医師の助言により、介護保険を申請し現在要支援2、旦那さんは要介護2での生活を送っています。

 

50年住んでいた自宅を処分し、マンションへと引越しが84歳のとき。

 

この年齢からの引越しは大変で絶対に無理だと思っていたそうですが、無事引越しも出来、部屋の狭さや窓が少ないことに今でも戸惑いはあるものの、お風呂やバリアフリーは安心して使用できるので、引越しして良かったということです。

 

介護やヘルパーさんが来てくれるのは週に3日。

 

入浴や掃除など訪問介護の助けを借りながらではありますが、なんとか2人で暮らしておられます。

 

ある日突然

Aさんの夫(80代)が去年の夏に骨折。

 

1ヵ月の入院で認知症が進行し「要介護4」に。

 

退院後はリハビリとデイサービスに通う毎日と訪問介護サービスも利用されています。

 

家族の負担も大きいため、月に1度何日間かショートステイも利用されるのですが、その「ショートステイ」という言葉は本人にはNGワード

 

夫がその言葉を聞くと、自分(妻)が楽をしたいがために、無理矢理行かされると思っているようで、罵声を浴びせられるそうです。

 

妻のほうも、夫を送り出した後やっとゆっくりできると思ったものの無理矢理行かせた自分を責める罪悪感とこの先いつまで続くか分からない介護生活の不安。

 

その両方がずっと続くのかと思うと落ち込んだりしてしまうのだそうです。

 

毎日少しずつ認知症が進んでいく姿をみるのも辛いですが、今までの人生を振り返り、優しかった夫と共に過ごせたことなど決して悪いことばかりでもなかったので、出来るだけのことはしたいと思いつつ、怒りの感情との葛藤で心身ともに疲れる毎日。

 

介護が必要になる前に頼れる人を見つけておく

実際に介護を受けている方を見ているといままではなんとなく出来ていたことなど、健常者には気が付かないようなちょっとした事ができなくなります。

 

たとえば、握力がなくなればペットボトルの蓋も開けることが難しいです。

 

歩くのが遅くなると、リビングからトイレまでの時間に間に合わなかったりするかもしれません。

 

もし、結婚しているのであれば、配偶者が頼れる人になります。

 

親や子どもがいれば、彼らを頼ることができると思います。

 

親も子どももいない、お一人様の場合は誰を頼れる人にするのか?

 

自分が倒れ、病院に運ばれたとき、まっさきに連絡を取りたい人はいますか?

 

可能であれば、同世代のおひとりさまの友人、支えてくれる友人がいれば心強いと思います。

 

自分から連絡し、食事などで今後の不安を話すと相手も相談に乗ってくれるかもしれません。

 

同居人がいない、おひとりさまの場合は相談相手はケアマネージャーか頼れる人。

 

ケアマネージャーは介護の専門家。

 

ケアプランを作成し、介護生活をマネジメントしてくれます。

 

値段も介護保険を使用するのでそんなに心配ありません。

 

いざとなったら、すぐに駆け付けてくれる人の連絡先は把握しておきましょう。

 

新聞記事やブログなどで情報収集しておく

誰もが通る老々介護。

 

私も歳をとっていく両親の事もあり、老々介護などといった記事や話を聞くと他人事ではありません。

 

身体が不自由で思うようにいかなくなって、つい相手にイライラしたり、家族だから甘えが出て、偉そうに言ってみたり、感情的になって声を荒げたりと、第3者には自然に優しく出来ることも家族だとどうしても、きつく当たってしまう利害関係が同じなだけにもどかしさを感じてしまいます。

 

そんな時に助けになるのが、小説やエッセイや新聞やブログなどの記事。

 

日々感じたこと、同じような声を聞くと(わたしだけじゃないんだ)と安心感や情報を得ることができます。

 

老々介護や介護という過酷な試練を同じ境遇で頑張っているというのは、励みになり毎日を頑張れるのだと思います。

 

健康なうちに、「自分はどうしたいのか」を考えながらもし、施設に入居せざるを得なくなったとき、どういった流れを知るためにも事前に調べておくこともおすすめです。

 

 

おすすめの本

 




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