
おにいちゃんが大好きなぶーちゃん。だけどおにいちゃんはそんなぶーちゃんにちょっぴりうんざり。それでもぶーちゃんは今日もおにいちゃんをおいかけます。
【ぶーちゃんとおにいちゃん】あらすじと感想
おにいちゃんがだいすきなぶーちゃん。
緑や青や赤色のカラフルな洗面所で遊んでいたら、おにいちゃんが歯磨きをするので、慌てて歯磨き粉をギューっておして、タオル下においた歯ブラシにべっとりとつけて、おにいちゃんの隣で歯を磨きをはじめます。
そうなんです。
ちょっと歳が離れた妹や弟は、おにいちゃんが大好きなのです。
子育てを振り返ってみると、娘も5歳離れたおにいちゃんが大好きで、それはもうおにいちゃんの真似ばかりしていました。
ぶーちゃんみたいに。
おにいちゃんが絵をかけば、絵をかいて。
おにいちゃんが本をよめば、本を読みます。
読む本はなんだっていいんです。
おにいちゃんとやっていることが同じなら。
ただやっている動作がまったく同じようにしないといけないんです。
おにいちゃんが学校へいくと、娘も自分の持っているかばんの中から、同じようなカバンを取って来て帽子もかぶって隣の部屋へいそいそと向かいます。
暫くしてすぐ戻ってくるのですが。
おにいちゃんがしゅくだいの音読を始めると、娘も隣でさかさまになった絵本をよんでいました。
必死でおにいちゃんの真似をする姿がかわいくておかしくて。
だからぶーちゃんを見ていると、とても懐かしくなりました。
そんなまねばっかりするぶーちゃんをおにいちゃんはちょっと「うっとーしく」思います。
だから、まねばっかりするぶーちゃんの前で、わざと目かくしをやってみせて、ぶーちゃんが目かくしをしているあいだにさっさと自分のへやにいって自分のおもちゃで遊びます。
そこへやってきたぶーちゃんも、そのおもちゃで一緒にあそびたいけれど、おにいちゃんがぜったいに貸してくれないのも分かっているのでした。
そう、妹もおにいちゃんのやることなすことすべて把握しているので、何をどうすれば怒られるのか全部頭の中にインプットされているのです。
おそるべし、下の子たち。
おにいちゃんはおにいちゃんで、いつもくっついてばかりいる妹をうっとーしく思いながらも優しいので、一緒に遊んであげます。
それを見ている親の私はその姿が、可愛いのと、子どもたちの相手をしなくて、らくちんなので、ついおにいちゃんにお世話を任せてしまう時があったなぁと反省しています。
だから、今子育て真っ只中のおかあさんたちは、おにいちゃんが下の子に、毎回くっついてこられると、ときどき、1人自由になりたい時があるのだということを知っておいてほしいと思います。
ぶーちゃんのお兄ちゃんもそんな自由な時間で思いっきり…と思いきや、ちょっぴりやりすぎてドジをやってしまいます。
これもあるあるで、なぜかおにいちゃんはそんな時にかぎって、おとうさんやおかあさんが大切にしている物をタイミング悪く壊してしまったりします。
普段はとても大切に扱っているのに…です。
そしてその事もしっかり弟や妹に目撃されています。
口止め料のために、おにいちゃんはぶーちゃんといつも以上に遊んでくれたり普段は貸してくれないおもちゃを貸してあげたりと、ぶーちゃんは思う存分楽しみます。
こうやって心が満たされるぶーちゃん。
あ~、こうやって絵本を見ているだけで、なんだかとっても年下の妹や弟たちが羨ましくなってくる私。
私もおねえちゃんだったから。
ちょっぴり要領の悪いおねえちゃんと要領がいい弟。
弟たちは要領がいいので、おとうさんやおかあさんにも甘え上手です。
ちょっぴり要領が悪いおにいちゃんたちは、責任感が強く、しっかりしているのでつい、おとうさんやおかあさんに頼られてしまって、あんまり甘えることが出来ません。
聞き分けのいい優しいおにいちゃんはけっこう我慢しているとおもいます。
おとうさんやおかあさんたちは、いっしょうけんめいがんばっているおにいちゃんを時々おにいちゃんだけのママやパパになってあげてください。
おにいちゃんはそうやって、心が満たされるのだと思います。
人生のうち、子育ての期間は一瞬です。
愛が溢れる子育てになりますように。