10月1日に酒税法が改正される。6年かけて段階的に税率が変わっていく。ここでは詳しく書かないが、税率の高いビールや日本酒が段階的に引き下げられ、発泡酒やチューハイ、第3のビール(新ジャンル)、ワインが引き上げられる。
つまりは、税減収をカバーするのが狙いのようだが、酒税は複雑だ。
複雑と言えば、このコロナ渦で、酒税法の期限付き特例措置が出たようだ。
自治体からの外出自粛要請、休業要請で最も打撃を受けたのは、酒類を提供する飲食店だ。現行の酒税法では、料理の出前やテイクアウトは出来ても酒類の販売はできない。
飲食店でお酒をグラスで提供する場合には、酒類販売業免許は不要だ。
「酒類をもっぱら自己の営業場において飲用に供する業については、酒類販売業免許を受ける必要がない」とされている。
しかし、「消費者に対して酒類を販売する行為であって、その場以外で飲用に供することを予知して販売する場合は、酒税法上の酒類販売業免許が必要となる。」
つまりお酒を飲料店で飲むことが「提供」で、持ち帰ることは「販売」となる。
特例措置では、期限付きで「酒類小売業免許」を付与するもの。これにより、飲食店の収入確保と在庫酒類の現金化を進める狙い。
普通であれば、飲食店で飲み残したワインや日本酒を持ち帰ることも『販売行為』とみなされてしまうので、酒税法違反となる。
で、思い出したのが、煉瓦亭。
物語は、彼女との久々のデートで訪れた、名残り雪の降る海岸通りの路地裏。昔ながらの洋食屋「煉瓦亭」。
彼女は「ハヤシライス」、明治生まれのオーナーシェフが1週間かけて作る、この店のお勧めだ。彼は、67歳の奥さんの手料理の「牛肉の佃煮と瓶ビール」
煉瓦亭には後継ぎが無く、この店、メニュー、調度品全てが一代きりだ。
店を出ると、奥さんが「ビールが残っているので栓をしておいたから」と彼女に手渡す。彼女は「有難う御座います」と言って手袋を脱いで瓶ビールを抱えた。
酒税法、くそくらえ!
と言う訳で、レシピです。

調理時間:約15分
材料費 :300円前後
材 料 (2人分)
焼き肉用牛バラ肉(細切り) 160g
玉ねぎ(薄いくし切り) 1個
マッシュルーム(スライス) 90g
薄力粉 大さじ2
水 200ml
コンソメキューブ 1/2個
濃縮フォンドボー(オーネ) 1/2袋
ケチャップ 大さじ2
ウスターソース 大さじ3
醤油 大さじ1
マヨネーズ 小さじ2
バター 40g
ターメリックライス 1合
乾燥パセリ 適量
作り方
1
牛肉、玉ねぎ、マッシュルームを材料欄の通りに切り揃えておく。
焼き肉用の牛肉はそぎ切りっぽく切っておくと柔らかく歯触りが良くなります。
2
フライパンを中火にかけバターを熱し、玉ねぎをしんなりするまで炒める。
牛肉を加え更に炒める。
3
牛肉に火が入ったら、マッシュルームを加えて炒める。
4
薄力粉を振り入れ、粉気がなくなるまで炒める。
5
フライパンの中身を奥側へ寄せて、手前の空いたスペースで、ケチャップとウスターソースを炒める。
ケチャップ、ウスターソースが煮立ったら水を少しずつ混ぜながら加える。
6
コンソメキューブ、フォンドボー、醤油を加え、全体を混ぜ合わせる。
仕上げにマヨネーズを加えて混ぜ合わせ、5分ほど煮る。
7
ターメリックライスを盛って乾燥パセリを振っておく。
普通のライスでもOK!
ハッシュドビーフを皿に盛り付ければ出来上がり。
9
今回使用した「オーネ」のフォンドボーです。
いつものカルディさんで購入しました。
あとがき
煉瓦亭のシェフの真似は出来ない。
ハヤシライスは本来、デミグラスソースで煮込むのだが、今回は煮込まず、ケチャップとウスターソースで簡単!時短!で仕上げた。フォンドボーは使った方が美味しくなる。