みなさま、ごきげんよう。
関東では木枯らし一号が吹いたとのことで、急に寒くなりました。
気持ちのいい秋が短かったように感じます。昨日は厚手のカーディガンにショールを羽織って出勤しました。温度調節が難しいです。
先週日曜日は11月最初のお茶のお稽古でした。
そう、炉開きでした。
「炉開き、おめでとうございます」
師匠へ御挨拶しました。茶人のお正月です。
初夏に摘まれた新茶を壺に詰めて封をしたものを開けて頂きます。
この茶壷の封を切って、新しいお抹茶を頂く茶事が「口切りの茶事」です。私は経験はありませんが、お詰め(元々はお茶を詰めたお茶屋さん)が栗や柿をお土産に持参されるそうです。そのため炉開きの和菓子の一つ「亥の子餅」の中には栗や柿が入ることがあります。
お床には茶壷と石臼のお香合が飾られており、期待通り師匠お手製の粟善哉を頂きました。
甘すぎず、とっても美味しかったです。
炉(冬)のお点前に切り替わりました。
今回はリハビリも兼ねて、替え茶碗のお点前をご指導頂きました。
少し多い客人がいらっしゃる時に、2椀の茶碗で交互にお出しします。(お稽古ではそのたびにこっそり洗浄済の茶碗に替えます)
色々と頭が切り替わっていませんでした。。。
お稽古仲間のTさんはきちんと紋付色無地でいらっしゃっていましたが、私は小紋で参りました。


草花の模様の播州藍染の小紋と実家の箪笥から発掘した帯を合わせました。
この帯は祖母が仕立て、着用していた痕跡がありました。おそらく50年以上前の帯です。裏がついていなかったので、「これって、仕立て途中のもの?」と思い、いつもお願いしている和裁士さんに見て頂いたところ、「これは八寸の帯で完成品ですよ。折り目もついているのでおばあ様は着用されたと思います。とてもいいお品で保存状態もいいです」とのこと!
しかし裏なし開き仕立てだったため、和裁士さんが裏を付けて名古屋仕立てに直して下さいました。
【図解解説】松葉仕立てとは?名古屋仕立てとは?開き仕立てとは? | 帯の仕立て屋 ㈱みつやま


この帯の文様ですが、和裁士さんによると「御所解き紋様かな?」とのこと。
茶屋辻と似ているような気がしますが、御所解き紋様は文芸意匠が組み合わされています。なぜ「御所解き」というのか上記のサイトによると、
「御所解文様は、江戸時代中期から後期にかけて、上級武士や公家の女性の小袖の意匠に好まれた風景模様をいいます。
武家の女性達が江戸城などでの公務や日常に着用した小袖には、類型的な同じような形式の風景模様が用いられています。
明治以降に御殿女中の着物を解いて流通させたということから「御所解」という名称になったといわれています。」
祖母は反物選びにも厳しかった(うるさかった!?)ようでした。
この紋様についてなにかご存じの方、教えて下さい。
替え茶碗のお稽古後はTさんらと一緒にお軸の名称と、美濃紙を用いた巻き方をご指導頂きました。
「床の間がなくても、お正月には掛け軸かけてね」
と。
茶道のお勉強は幅広く深い。
ガンバリマス。
それではまた。