いやあ、もっと早く見ておくべきだった!!
映画「トントンギコギコ図工の時間」。
HPよりストーリーを紹介します。
トントントントン、ギーコギーコギコギコギコ…。
日の当たる教室の中から、にぎやかな音が聞こえてきます。
ここは、東京都品川区立第三日野小学校の図工室。
週に1回2時間ずつ、いろいろな学年の子どもがやってきます。ある日の図工室に集まっていたのは、3年生。
子どもたちの真ん中で、バケツを抱えてニコニコしているおじさんは、図工専科のウチノ先生です。「ジャジャーン!」とウチノ先生がバケツをあけると、机の上には古いクギがてんこ盛りになりました。
「使えるクギ、さがしてください」
錆びたり曲がったりしたクギを見て、子どもたちは「全然見つからない!」「さびてるじゃん」とブツブツ。
すると今度は、ウチノ先生がトンカチの使い方を教えてくれます。
「最初は釘を手で押さえてトントン。それから手を離してドンドン」両手に乗るくらいの角材に、先生が数本のクギを打ちこみます。
「なにか模様ができるね。やってみる?」
「はーい!」
それから子どもたちは、無我夢中でトントンドンドン。
箱とか本立てとか、何か役に立つものをつくるわけではなく、ただひたすらにクギを打つのです。
まずは学習環境がステキ。
図工室のそばにある「宝物室」には、とにかく材料が豊富。そこにいるだけでワクワクするモノの図書館。
子どもはそこから思い思いの材料を選びます。
道具もまた自由に使える。とんかち、釘、ノコギリ、巻き尺、万力、おの、のみ、等々、自在に使って、自分のつくりたい物をつくります。自由な場を存分に味わえる力(力能)を身につけているんですよね。
やりたいことを徹底してやれる自由な環境と、その場を徹底的に活用できる力能(図工の場合は、様々な道具が使えることがその一つ)。
そこに遊びと学びの境目はありません。
そこにいる小さな芸術家たちは、対象世界に没頭して、徹底的に試行錯誤しています。
題材がまたステキ。カーペンターズ、ウオーターパラダイス
チャレンジティンケリー、建築家の夢等々(詳しくは是非DVDを)。今のぼくでもやりたくなっちゃう。
チャレンジティンケリー、建築家の夢等々(詳しくは是非DVDを)。今のぼくでもやりたくなっちゃう。
ウチノ先生は、対象世界への魅力的な入り口を作り、必要な力能が身につけられるようサポートする人。
自由度の高い学びほど、そこにいる大人の専門性が大切になってくるんだなあと改めて考えました。
アトリエ的な学習環境と、「つくる」カリキュラム。
からだで学ぶ。
自分にこだわって学ぶ。
対象世界に没頭して学ぶ。
専門家になって学ぶ。
遊びと学びがまざる。
軽井沢風越学園のカリキュラムを考える上で、大切な視点をもう一度心にとめる機会となりました。いろいろなものがつながった感覚を得ました。
「つくる」って大事だ。探究したいことに出会うプロセスなのだろうな。
ああ、だからフレネは「手仕事」を大切にしたんだな。
6年生最後の図工の授業での、
「見つけながらつくっていく」
という。ウチノ先生のことば。
これはこれから軽井沢風越学園の学校づくりのプロセスそのものだな。
大事にしていきます。
つくることに没頭している小さな芸術家達の姿が美しいです。
見とれます。
ぜひぜひ見てくださいね。
なんで今日まで見なかったんだ-!
12年前の映画だなんてー・・・・・・・
でも今が出会うタイミングだったのだろうな。
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2005/10/22
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教育関係のドキュメンタリーでは、ぼくの中で圧倒的ナンバー1です。