一人カラオケ専門店に初めて行った。
普通のカラオケ店に一人で入ったことは何度かある。でもその時、居心地の悪さを少し感じたので、いつか一人専門店に行ってみたいと思っていて、ついに実行した。
場所は繁華街の飲み屋やパチンコ屋があるごちゃごちゃしたエリア。
人付き合いが少なくなって数年、昨今あまりこういうところに来ないので、エリア内に入ってからちょっとビクビクする。でも自分がもう図太めの中年なことを思い出し落ち着きを取り戻した。
幸い、店には迷わず到着。ドキドキしながら入ると、入ってすぐ左が受付だった。店員がおじさんでちょっと安心する。謎に女性料金というのがあり60分620円だった。前払い。
会員制度はないようで、名前すら聞かれなかった。ダムかジョイサウンドかだけ聞かれる。なんとなくジョイサウンドにした。
飲み物はドリンクバーで確保するスタイルで、受付以外で店員さんとの接触はなし。
部屋は二畳くらい。勉強机みたいな感じで作り付けの机があり、その上にはモニター、機材、スタンドマイク(ポップガードというらしいアミアミも付いていた)、カラオケ予約のリモコンなどでいっぱい。椅子は長時間座りやすそうなワーキングチェア。なんか漫画喫茶っぽい?
また、普通のカラオケと違って部屋に鍵がかけられる。これなら集中して歌っている時や、トイレに行くときも安心だ。
ヘッドホンをしながら歌うスタイルということなので、受付で借りた物を装着し、線の先をジャックに挿すと自分の息の音がヘッドホンから聞こえてきた。
曲を入れて歌い始めると、曲より何段階も大きく自分の歌声が聞こえることがわかった。
こんなにはっきり自分の歌声を聞いたのは初めてで下手でびっくりした。
今までは演奏の音でごまかせていたのだと思う。ショックだけど現実を知れるので、練習には良さそうだ。なんだか今までカラオケに一緒に行ったことがある人たちに懺悔したくなった。
そしてよく言われている、自分に合った曲を選ぶことの大事さも痛感した。音域もだけど、歌が得意ではない限りキャラに合っていない曲もやめたほうがいい気がした。
でも、下手だなあと思いながらも一人だから誰に気を使うこともなく歌ってみたい曲をどんどん入れて、ダメだったらやめてとそれなりに楽しく過ごす。60分はあっという間だった。
今度は自分に合っている曲をピックアップしてから来よう。