先日、上司が目の調子が悪いということで勤務時間中に眼科に行くことに。
目を使う職場なので大事があってはいけない。そんな訳でどうぞどうぞと送り出した。
午前中は帰って来ず、自分の昼休みの時間が来たので外に出てしばらく歩くと、ちょうど上司が進行方向からゆっくりと自転車でこちらにやって来るのが見えた。
挨拶しようと思い、顔を見る。しかし距離が近づいてきても一向にこちらに気づく気配がない。
おかしいなと思いつつ、そのままじーっと見ていると、上司は目を閉じて自転車に乗っているのだった。そして何やら苦しそうな表情も浮かべて。
「ええっ」と思っているうちにすれ違い、上司は会社の敷地へ消えていった。
何だか心配になったが、自転車で帰って来るならばきっと大丈夫だろうと思い直した。
しかし目を閉じてなぜ自転車が運転できていたのだろうかと疑問で頭がいっぱいに。
そして次に、その様子を思い出し、しばらくおかしくて笑いながら歩いた。
このことを誰かに話したくなったが、悪口みたいになるといけないと思い、真っ先に本人に「さっき目を閉じて自転車に乗っていましたね?」と話した。
すると眼科で瞳孔が開く薬を目に入れられたそうで、眩しくて薄目で運転していたそうだ。私には全く気づかなかったらしい。
後で同じ会社の人一人に、このことを話したが、私の感じた面白さがうまく伝わった自信がない。