以下の内容はhttps://itodenwa-kinshi.hatenablog.com/entry/2025/01/04/151201より取得しました。


山での温かい食事と凍える待機時間

一月二日午前十一時ごろ、ある低山の山頂の休憩所にいた。
目的のコースを無事登り終え、あとはご飯を食べて休憩して、ケーブルカーで下る予定だ。
 
しかし、その時が一番緊張していた。
今回のメインイベントは山で温かい食事をすることで、昨年末に勇気を出して購入したアウトドア用のコンパクトストーブ(折りたたみの小さいコンロ)とガスを果たしてうまく使えるのかドキドキしていたからだ。なにしろ私は、学生の頃からガスバーナーとかを使うことが怖いのである。そもそもガスを持ち運ぶのもなんか爆発しそうで怖い。
 
それに加えて、あてにしていた休憩場所のテーブルがある席に「火気厳禁」の貼り紙を発見。前に同じ場所で火を使っている人を見たことがあったので油断していた。最近貼られたのだろうか。
テーブルの材質を観察すると、木かプラスチックのようで確かに危なそうだったので、他を探すことにした。頭の中で意気地無しな自分が「もうやめて念のため買ったおにぎりだけ食べよう」と言っている。
 
諦めきれず辺りを見回していると、端の方のベンチの前にある柵の土台が、石素材で腰丈、調理台に良さそうに見えた。
近づくと「火気厳禁」の貼り紙もない。でもこれはそもそもテーブルではなく柵のパーツだからだ。
 
悩んだ末、本当はダメかもしれないが、そこに銀色の耐熱シートを敷き、ガスとストーブを組み立ててセットした。
 
鍋を取り出し、水筒に入れてきたお湯を入れる。(昨日、家で練習した時、水からだと300mlを沸騰させるのに15分くらいかかったのでお湯を持って来た)
針金状のつまみを左に回して、ボタンを押す。3回目くらいで点火成功。そして鍋を五徳の上に置き、横から火を見た。
すると、火はかなり風に流されていて、あまり鍋底にあたっておらず、熱効率が悪そうだった。また、風で火が消えて不完全燃焼になるんじゃないかと心配になり、自ら風上に立つことにした。めちゃくちゃ寒い。
そして、店で横に売っていた金属の屏風みたいな風よけも買えばよかったと思いながら、お湯が温まるのを待つこと五分くらい。
 
満を持してカップラーメンにそのお湯を注ぐ。
そう、食べたのはただのカップラーメン。でもめちゃくちゃおいしかった。ここでは捨てるとこがないのでスープも飲み干すのが正義。念のため買っておいた、ツナマヨおにぎりもたいらげた。
 
無事、ご飯を食べられたことに安心し、ここまできたらティータイムもやろうと、紅茶も淹れることにした。
もうお湯は無いので、今度は水から。200ml沸かすのにやはり15分くらいかかった。もちろんまた風上に立つ。
 
そして出来上がった紅茶、ミルクも砂糖もないけど冷えた体に染み渡った。持ってきた冬の口どけポッキーもおいしかった。
そんな訳で多少の無理矢理感はあるが、山で温かいご飯を食べ、お茶をするという目的が果たせ満足。
 
しかし誤算だったのが、思った以上に食べるまでの時間が寒い。これなら冷えたものをさっと食べてすぐ移動したほうがマシなのかもしれない。
 
でも楽しかった。体の芯まで冷えたので、帰ってすぐにお風呂に入った。




以上の内容はhttps://itodenwa-kinshi.hatenablog.com/entry/2025/01/04/151201より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14