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心に残っている言葉

かけてもらった言葉でずっと心に残っているものがある。
当時はあまりピンとこなかったりしても、何かが引っ掛かり、時間が経っても残っている。
それで改めて味わってみると、じんわり嬉しくなったりする。
そういうもので、今パッと思いつく言葉は二つある。
 
一つ目は大学のデッサンの講義で先生にかけてもらった言葉。
「これから辛いことがたくさんあると思うけど、そんな時は絵を描いたらいいよ。」
 
当時は美術学科の学生だったので、絵を描くのは通常であり、「辛いとき」に描くという思考はなく、よくわからなかった。
でも、先生の思いやりみたいなものが重しになって長年残り続けた。
 
先生の予想通りというか、今の生活では絵を描くことはほとんどない。そして辛いことはちょくちょくある。
 
そして最近少し重めの辛いことがあり、かつほぼ全方位ダメであるという気持ちだったので、この言葉を取り出し眺めたのち、藁にもすがる思いで実行に移した。
 
おもむろに近くにあったメモパッドを引き寄せ、鉛筆を執る。部屋にある観葉植物を描いた。
パキラの自由な枝ぶり、葉脈、根元(?)のワサワサ感、土のつぶつぶ。
 
すると大惨事の自分の内から意識が離れた。「助かった」と思った。
それでなんかバカみたいに、じゃあこれからも絵を描けばいいじゃないかと思った。
 
なので、これから自分を助けるためにまた絵を描いていきたいと思う。
先生、こういうことだったのかはわかりませんが、ありがとうございました。二十年以上かけて腑に落ちたように思います。
 
 
そして二つ目は昔、バイト先の同僚にかけてもらった言葉。
「糸電話(私)の寄せ書きの言葉は本当に心がこもっている感じがする。」
 
当時の職場は人の異動や技術の大会の応援、そういう機会が多く、その度に寄せ書きや、短いメッセージを書く場面が多かった。
回ってきたアルバムや色紙にメッセージを書き入れる前、ほぼ無意識にすでに書いてあるメッセージを私も読んで、この人いつもドラえもん描くよなと思ったりしていたが、まさかそんなことを感じて言ってくれる人がいるなんて思わなかった。
 
これは当時もかなりグッときて嬉しかったのだが、なんか照れてしまって適当に流してしまったような気がする。ちゃんとお礼を言ったかを覚えていない。
思い出すたびに適当な褒め言葉じゃなくて「ちゃんと見ていてくれた感」が胸に刺さり、ありがたくてたまらない。
 
ちなみに彼は、イケメンというわけではないがめちゃくちゃモテていた。そりゃそうだよなと思う。
 
しかしこんなふうに時間をこえて力になってくれる言葉に限って、言ってくれた人にろくにお礼も言っていないものなのだなと気づいた。




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