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免許証ふりふりと自撮り

フリマアプリの本人確認手続きをした。

それをしないと今月中に消えてしまう売り上げがあるということで、ずっとほったらかしていたのを、ようやくやった。説明をよくよく読むと、手続きをしても、その申請が通るまでしばらくかかる場合もあるらしい。当時、締切まで2週間ほど。手帳に書いてあったので気づけた。良かった。

 

手続きは、マイナンバーカード読み取り方式と、自撮り方式の2種類。

そもそもこの「自撮り」ってなんだと嫌な予感しかしなかったこともあり、ずるずると先延ばしにしていた。いっそ観念して、マイナンバーカードを作ろうかと思いかけたくらいだ。

しかしもう気付けば2週間前で、選択の余地はなく、自撮り方式を選択して、手順に進んだ。

 

本人確認書類の種類を選択して、その表と裏の撮影をする。ここまでは何らかの手続きなどでしたことがあったが、今回はそれに加えて厚みの撮影があり、戸惑った。一定の時間、本人確認書類を、指示通りに動かし続けるという撮り方で、右手にスマホを持ち、左手で運転免許証をふりふりする。そしてそのふりふりしていた間に、2枚静止画が撮られ、厚みが分かる画像ならOKをするというものだった。

当たり前だが、動かしているので結構ブレている。なので、一度目はダメかもしれないと思ってやり直した。次は、ちょっとゆっくり目に動かしてみたが、結果はやはりブレていた。迷ったが、もう諦めてOKを出した。

 

するといよいよ「自撮り」の段階となり、インカメラが発動した。画面に自分の顔が映り込む。

思ったより髪がボサボサなことに動揺している間に、すでに正面の顔は押さえられたようで、横を向くようメッセージが出た。横を向くと大きなシミが見えて、また動揺した。それもあっという間に押さえられ、正面に向き直ると「笑ってください」という指示。

「えっ急に何?」と思いつつも笑うと、もう自撮りタイムは終わりだった。

撮影したものを見せて「これでいいですか」とかまったくないんだと衝撃を受けた。すごいわだかまりだ。撮影タイミングも不明で、取り直しゼロの顔写真。膨大なそれが集まる運営元‥‥‥。あまりじっくり見られていない事を祈りたい。

 

あとは住所などを入力して送信し、終わった。幸いその日中に、本人確認手続き完了の連絡が来た。

色々と慣れない体験だったが、ひとまずホッとした。




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