うちにはゴミ箱が一個しかない。台所の棚の下段に蓋付きのゴミ箱が収まっている。
ゴミを捨てるときは棚からゴミ箱を引っ張って出し、手で蓋を開けて入れる。結構面倒だ。
無精をしてあんまり引き出さずに蓋を開け、いい加減にゴミを入れたりするので、よく袋に入らずにゴミ箱の底にゴミが落ちている。
学生時代にお世話になったインターン先が、ゴミ箱を一ヶ所しか置いておらず、蓋付きは絶対、しかも机の下の奥に置くということをしていた。それに影響され、一人暮らしをしたら、ゴミ箱は蓋付きのものを家に一つだけ置こうと決め、以来そうしている。
我が家の場合、狭いから一個でもいいのだが、台所と違うところでゴミが出たとき、すぐに捨てられないのがちょっとストレスだ。
例えば、化粧をする時は、使ったティッシュなどはとりあえず、その辺に置いておいて、終わったらまとめて捨てに行くというふうになる。
また、夜中に暑くて目が覚めた時、熱さまシートを貼ることにして、袋から取り出す。熱さまシートの接着部分についている、透明の少し凹凸のあるシートを剥がして‥‥‥ベッドの近くのその辺に置いておく。
この、「ゴミをとりあえずその辺に置いておくこと」に結構な意志力を使う。だったら逐一捨てに行けばいいのだが、捨てに行ったそばから次のゴミが出たりすると悔しい。神経質な部分と無精な部分のせめぎあいだ。
なんかもう疲れたので、ここにきて小さなゴミ箱を追加した。化粧品などを置いている棚のそばに、使わなくなった植木鉢に袋をセットしたものを置いた。すべてが解決した。