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通勤路4

横断し、右斜め前方へと続く芝生の中の道を進む。数羽の鳩が影に入ってじっとしている。並行する道路を、上品な格好でいつもAラインのスカートを履いている三十代くらいの女性が歩いていく。彼女は雨でもパンプスで、全く不快感を滲ませることなく歩いている。前方から大柄な若い女性が顔を歪ませ、手に小型扇風機を持ちながら、やってくる。彼女はいつも暑そうだ。蜘蛛の巣のように路地が張り巡らされた住宅街に入る。コインランドリーの隣に園芸がすごく上手な家がある。ローズマリーは茂みのよう、大きなミモザは黄色い花を咲かせまくり、オリーブは実ができている。コウモリ蘭やユーカリなど、育てている植物や、鉢なども、おしゃれでセンスがいい。大きな黒い犬を飼っている。一方、台所からの排水が直で溝に落ちる家や、シミだらけの布団を干す家などもあり、この辺りは住人の暮らしぶりが混在している。小綺麗なマンションから、ピンヒールのおしゃれな女性がスタスタと出てきて、大きなゴミ袋をゴミ捨て場に投げ捨てる。缶がぶつかりあう盛大な音。スマホを見ながら駅へ歩いて行く様子を見、右に曲がると一階が工務店の物置のようになっていて、丸太が建物に立てかけて保存されているアパートの前で、数人の男が喋っている。そのすぐ上のベランダで子どもが出かけるお母さんに上から声をかける。その隣の隣の建物に私は入って行く。




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