最近フリック入力というものを知った。
言葉は知っていたのだ。でも勝手に携帯打ちのことだと思い込んでいた。それがどうやら別物だと2024年の今、気づいたのである!
なんでこんなことになってしまったのか。それはまずスマホが普及し出した時期に、お金がなくて、スマホが持てなかったことが大きい。
当初は格安スマホなどなく、結構な月額料金を払わないといけなかった。お金がないなんて恥ずかしくて言えないので、みんなが寸暇を惜しんでスマホをいじる中、興味がないからスマホ持たない風を装っていた。自分以外、誰も気にしてなかったと思うが。
やっとスマホにした時は、すでにまわりはスマホにして何年も経っている人ばかりで、その機能の新鮮さについて、誰かと分かち合うことは難しかったのである。
携帯打ちと違うことはわかった。でもどうやってやるのか。フリック入力モードとかに変えるのか。スマホの入力画面を見てみたけど、そんなものはなさそうだった。
そこでちゃんと調べればよかったのだが、携帯打ちでも入力ができるので、更にわからないまま、ほったらかしてしまった。
するとある時、何かの文章で、頭で考えるまでもなく、体に染み付いて自然に行えることの例として「フリック入力」が挙げられているのを読んだ。ショックだった。それって、自転車に乗る感覚みたいなことじゃないかと。
このままではいけないと、スマホの文字入力画面を出して、やってみることにした。
なんかどうやら指をスライドさせるっぽい。またしても調べずに、適当な予想で指を動かした。するとひらがなの頭の文字の横から、その行の後の文字がニョキっと出てきた。ははあ、これか。しかしどの方向が、何番目の文字を出してくるのか全然掴めず、覚える意欲も1分くらいでしぼみ、その繰り返しで、酷いことにまだ覚えていない。
すなわちフリック入力は知っているけど、まだそのやり方は知らない。