森にやさしい「木のケータイ」


ドコモのブースでは、一風変わったケータイに人だかりができていた。国産間伐材を使用した「木のケータイ」だ。
「木のケータイ」は「TOUCH WOODケータイ」と呼ばれるもので、ケータイに木の外装を施したものだ。
裏面から見た「木のケータイ」

オリンパスが持つ独自の木材圧縮成形加工技術を採用することで、木材の強度や耐久性、耐水性、防虫性、防カビ性を飛躍的に高め、毎日利用する日常生活での耐久性を実現した。
オリンパスの木材圧縮成形加工技術

「木のケータイ」に使用している木材は「more trees」が管理する、四万十川流域の森から伐り出された国産ヒノキの間伐材だ。

「more trees」とは、音楽家の坂本龍一氏をはじめ、細野春臣氏、高橋幸宏氏、中沢新一氏、桑原茂一氏の5人が発起人となり、各界から100名以上の賛同人を得てスタートした活動。「もっと木を」というシンプルで強いメッセージのもとに森とともに生きることの重要さを伝えることを目的としており、この活動にドコモも賛同している。
表面から見た「木のケータイ」

担当者におすすめのポイントを伺ってみると、「1台ごとに異なる木目のケータイを持つことができますし、間伐材の有効利用ができるので、エコに繋がります。」とのこと。

発売時期や価格は未定だが、木の木目が美しく、本物志向の人も十分に満足できるケータイに仕上がっている。
表面から見た「木のケータイ」

ドコモ

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